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◇北海道日高のししゃも寿司2006年07月12日 06時28分08秒

味処 西陣のIC開通記念ランチとししゃも寿司
味処 西陣のIC開通記念ランチとししゃも寿司

日高の二風谷に行った帰り、すっかり昼食を食べ損なった私達は、平取町から国道237号線を南に移動していた。
二風谷から富川までの間、気のきいた食事処などまったくなく、町のはしっこを通りすぎるだけである。
237号線から235号線にぶつかる三叉路の手前に富川町があり、ちょっとした商店街があったので、そこで食事をすることにした。2時近くなっており、ランチ終了にはぎりぎりの時間だ。

いくつか店がある中で、私達は「ししゃも寿司」の大きな看板が出ている「味処 西陣」という寿司屋に入ることにした。
「ランチの時間はまだ大丈夫でしょうか」と声をかけると、時間ぎりぎりなれどお店の人は快く受けてくれた。

日高では、札幌方面に向かう高速道路が開通し、近くにICができたらしく、西陣では「IC開通記念ランチ 700円」をやっていたので、ランチを一人1人前づつとししゃも寿司を三人で一人前だけ注文する。

しばらくして出てきたお盆を見てびっくりした。
手前にある突き出しに、ししゃもの寒露煮、なめこ漬け、日高昆布の佃煮。
まん中には、天主が言うには幻の魚で普段はまかないに出しているという、おおばかれいの煮付け。
そして右上にはかれいのフライと、卵焼き、デザートのすいか、左上にはおひょうとつぶ貝のさしみ(つぶ貝は一人一個!)。
お盆に乗り切らないテンプラは、えびとししゃもとなすである。
これにご飯と味噌汁がついて700円(この他にも2品ついていたのだが、何がついていたのか失念した。とにかく盛り沢山だったのだ)。
ししゃも寿司も7貫ついて700円である。
この時期はししゃもの時期ではないので、ししゃもは冷凍ものだということだったが、それでも本場のししゃもは大変おいしかった。樺太ししゃもとかいうニセモノとはまったく味が違うのである。とにかく味が濃い。
普段ただ焼くだけでしか食べたことがないししゃもが、生で寿司で食べられるということに、富川まで我慢して本当によかったと、同行した父と母も大満足である。また、ししゃもはテンプラにしても甘露煮にしても美味しいという、新しい発見もあった。

それにしても700円…。ちょっとした市街地だったら、1500円でも納得できる量と質である。安すぎる値段と、そのおいしさに、大満足の昼食であった。

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味処 西陣
門別町富川北1丁目1-8
午前11時〜午後9時
水曜日定休



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