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◇やっぱり暑い2013年07月15日 10時51分11秒

先日、梅雨明け間近の頃に「寒くて暑さが実感できない」と書いたが、梅雨が明けてみたら世界が一変するほど暑い。
いつもの年は、日中ベランダに打ち水をして全ての窓を全開にして過ごす。
寝室にもエアコンがあるが、これまでほとんど使ったことがなかった。
居間のエアコンを購入するときに同時購入することで値引きしてもらい、タダ同然で手に入れたものだった。
しかし、今年の夏は寝るときにエアコンをつけないと、2時間ほどすると汗だくで目が覚めてしまう。
扇風機は天井に向かって首降りをしているが、いつもだと上から涼しい風が降りてくるのに、今年はそれがない。
部屋の中が異様に熱せられているのがわかる。

二十数年前もものすごく酷暑の夏で、本州在住の北海道人が亡くなるニュースがあった。
北海道人は本州の人よりも気温の変化に対応できない身体だとそのニュースで聞いて、本気で死ぬかもしれないと思い、かなり無理してローンでエアコンを購入した。
会社を辞めて家で仕事をすることになり、昼間は職場のエアコンという恩恵を受けることができなくなったためだった。
そのエアコンは10年近く結婚後も使用して、結局フロンが抜けてきてやっと買い換えた。
エアコンはまだまだ贅沢品だった時代である。

当時は江戸川区に住んでいたが、この年はあまりの暑さで夢の島で蝿が大発生したというのもニュースになった。
当時は、都会の車通りの多い地域の5階だから窓を開けてもたいした虫も入ってこないだろうと、網戸のない窓も全開にしていた。
ある日、台所の壁にゴマ状の何かがびっしりとついていて、それが蝿の卵であることが判り戦慄した。
米屋で購入した紙袋入りの米にも虫が大発生し、捨てようとする私に同居の青森県人が「米の虫は食える」と言い張り、大喧嘩したことを思い出す。
しばらくそのままにしていたが、そのうち米よりもあきらかに虫の方が袋に多く存在していたのでやっと諦めて廃棄した。

10年くらい前の夏も酷暑だった記憶がある。
この年はつくばから今の町に越した年だった。
江戸川区にいた夏も、その冬に引越しをして別な町で一人暮らしを始めた。
何か変化のある年は、きまってとてつもなく暑い夏のような気がするので、少し注意をしなければと思って過ごしている。

◇キカラスウリ2013年07月20日 03時53分21秒


キカラスウリ

連日の猛暑だが、昨日は一日さわやかな風が吹いていて、窓を開けていると寒いくらいだった。
久しぶりに夜の散歩にでかけると、一昨年くらいまでは春に芝桜が楽しめた川べりに新しくフェンスができて、芝桜は一掃されてしまった場所に、不思議な花を見つけた。
フェンスにからまるように生えているつる草に、白い花びらにひげがはえているような星型の花だ。
暗闇に白く光るように咲くその花は、調べてみたらキカラスウリの花らしい。
根は天花粉にも使われていたものらしい。
夜に咲く珍しい花で、花言葉は「良い知らせ」。

先日の散歩で見つけて、今日また見たらたくさん花をつけていた。
良い知らせがたくさん来るといいなあと思いつつ、暗闇に光る不思議な花をしばらく見つめていた。


◇階段から落ちる2013年07月31日 04時20分05秒




このむくみきった足は、私の数日前の足である。
なぜこのような足になったかというと、従兄の事務所の外階段から落ちたのである。
外階段はけっこう急で、地面には草がボーボーで足元がよく判らなかったのである。
地面に足をついたと思ったところは、まだ地面ではなかったのである。

実は、去年の夏にも足を負傷しているのである。
去年も自宅マンションの外階段をダイブして、コンクリートの路面にしたたか身体を打ちつけ、階段に足をひっかけたのである。
この時も左足の足首を負傷しているのである。
二十数年前にも、何もない四谷のど真ん中の道路で転んで、同じ場所を負傷しているのである。

じん帯損傷は三回やるとやばいと聞いたことがある。
三回目であろう今回はじん帯のあたりが腫れて内出血を起してはいるが、とりあえず階段落下の次の日には足を下ろして、引きずりながらでも歩くことができるようになったのである。
負傷して数十分で病院に駆け込み、応急手当をしてもらったのがよかったのである。
そして、オートマの車を運転できる左足の負傷であったことも、幸いしたのである。

それにしても、このときは実家の用事で帰省中であった。
この帰省中に、空港でスワロフスキーの指輪をトイレの手洗い場に忘れて紛失し、階段から落ち、風邪をひいて帰ってきた。
それでも、用事は良好に終了することができ、私も家族の足手まといになりつつもなんとか手伝いを完了することができたので、まあよしとすることにしたのである。

お盆までには、なんとか足を治さないとなあ....


◇蒸し寒い日々2013年07月31日 04時36分43秒

「今年の梅雨は蒸し寒かった」

と私は父に話した。
今年の関東地方の梅雨時期のことである。
父は、「蒸し寒いというのは、どういう気候なのかさっぱり検討がつかない」と言った。

北海道に梅雨はないというのが定説だが、昨今ではそうもいえない気候であるらしい。
比較的気候の良い晴れが多いといわれる十勝地方でも、じめじめと長く雨が降る事もめずらしくはなくなってきた。

私が帰省する前はずっとうだるような暑さだったらしいが、私が滞在中はずっと雨模様で寒い日々が続いていた。
ムシムシと蒸すのに、肌寒い日々。
父はやっと「蒸し寒いという感じが理解できた」と言った。

今年は梅雨が早々に明けたと思ったのもつかの間、梅雨前線の影響がいつまでも日本列島を悩ませる。
北海道に梅雨が一般的になるのも、そう遠くはない....
もうすでに北海道にも梅雨が存在しているような、そんな気候になっているような気がしてならない。



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