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◇気ぜわしい夏2017年09月05日 03時00分15秒

5月の終わりに、10日間ベルギーに行ってきた。
ベルギーは素晴らしかったが、自分がアジア人であること。
英語圏でない人間であることを、痛感する旅行でもあった。

その旅行記をブログに書きたいと思っているのに、なんだか気ぜわしくてなかなかゆっくり取り組む事ができない。
ブログでやりたいことは沢山あって、数年前に取材してそのまま放置しているものも多い。
でも、なんだかゆっくりと時間をとることができないのだ。

ベルギーに行く前から身体の調子が思わしくなく、5月の終わりだというのに暑かったり寒かったりしていたのは、ブリュッセルに着いてからも同じだった。
5月の終わりだというのに、30度を越す気温かと思えば、20度前後と肌寒い日もあったりした。
帰国してからも関東地方は似たような感じだったので、身体の感覚を取り戻すのには丁度良かったのだが、毎日の気温の乱高下は旅行などしなくても体調を崩すのにはうってつけだった。

6月の終わりに長年の懸案事項だった小腸の癒着に決着をつけるべく、消化器外科のいる病院に直接入り、そのまま手術をしてもらったのは収穫だったが、ちょうど梅雨の暑い時期に病院にいたせいか、退院してからの肌寒さや長雨で、私は夏をすっかり感じないまま終ってしまった。

涼しければ多少なりとも身体も動かしやすいのだろうが、身体にのしかかる湿気は、手術後の体力を奪うには容易で、経過は良いもののなんだかすっきりしない生活を送っている。

何をしているわけでもないのだが、あれもしなければこれもしなければと、気ばかりせいて、結局何もしていない。
早くこの状況から抜け出たいとあせっても仕方がないので、体力が回復するのとあわせて、気持ちものんびりとありたいのだが、なんだか落ち着かない。

ここ数年、何かしようとすると腸閉塞になり、体力をうばわれて何もできないというのが続いているので、行動する準備をするのが先決だと思ったり、このまま何もせずに過ごすのだろうかと思ったり......

早くこんな気ぜわしいだけの状況から、どっちに行こうとも抜け出たいと願ってやまないのだ。



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