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◇inovator 手帳復活&2013年カレンダー2012年08月31日 03時48分10秒


今年復活したinnovatorダイアリー(by株式会社デザインフィル)


ある日、こんなメールが舞い込んできた。

イノベーターの手帳2013年復活!

メールをくださったのは、私のinnovatorのカレンダーの記事を以前見てくださった方とのこと。
情報ありがとうございます。

このメールには去年に続く朗報が綴られていた。
去年復活したinnovatorのカレンダーに続いて、長年愛用者が多かった手帳も2013年版から復活したという情報だ。
去年からinnovatorのカレンダーを引き継いだ株式会社デザインフィルのinnovatorのサイトに行ってみると、すでにカレンダーと手帳の販売は始まっている様子。

株式会社デザインフィル
innovatorカレンダー&ダイアリー

くだんの手帳は、「日曜始まり」「月間ブロック」タイプのビニールカバーのスリム。
「月間ブロック/週間+メモ」「月曜始まり」のゴムバンド付きの、A6ハードカバーとペンホルダー付きのA6縫製カバーの3タイプ。

以前、カレンダーがなくなったときの記事に、手帳についてのコメントがあり、「week表示がある手帳が少ないので、ないと困る」と書いていた方がいた。
week表記については私もそれまで知らなかったのだが、ちらっと調べたところ、ISO8601の日付と時刻に関する国際規格にのっとったものであり、ヨーロッパの方では日付よりも一般的に使用されているらしい。
その年の最初の木曜日を含む週がその年の第一週であるとの規定に基づき、一年の中でその週が第何週であるという表記によって、時期の確認などを行なうらしい(認識がちがっていたらすみません)。
去年カレンダーが復活したときに、カレンダーにはweek表記の記載があったので、「ああ、これがそうか」と納得したのだった。

デザインフィルのダイアリーの説明にweek表記(週表記)の説明はないようだが、年間スケジュールの画像を見ると、右端のほうに数字の列があるので、これがそうなのではないかと思ったりした。
必要な方は、ぜひ確認していただきたい。

個人的には、やはり日曜始まりのスリムに魅力を感じる。システム手帳を使用していた当時も、必要のないリフィルでやたら分厚くなってしまったのだが、私の傾向としては月間スケジュールしかほとんど使用しないので、月間ブロックのスリムで内容的にも十分だと思う。
でも、店頭で見たら縫製カバーのA6タイプとかグラッとくるんだろうな。



innovator壁掛けカレンダーL黒(by株式会社デザインフィル)


ところで、カレンダーだが今年は黒地のLサイズカレンダーが登場した模様。
innovatorのカレンダーはポップな色合いと書き込みやすさが魅力だが、これはそれとはまた違った魅力で、日付の文字も白地のものより大きい。
一応その日がなんの日なのかの表示はあるようだが、画像を見る限りではweek表示はない様子。
しかし、ポップなデザインは部屋の中でかなりの存在感を発揮しそうで、書き込みしない派の方にはお勧めかも(?)。

私はいつもの通り、白地の書き込みできるカレンダーを注文した。
今年は直売ストア「ミドリオンラインストア」で購入すると、B7サイズのノートが先着順でもらえるらしい。
毎年変わる土曜日の色は、今年は蛍光黄緑かな?
届くのが楽しみだ。


それにしても、去年「innovatorのカレンダー復活」の情報をお寄せいただいたのは、9月の半ば頃の話。今年は情報が届いたのが8月である。
まだ暑い中で、来年のことを考えるのもなんだかすごいなと思いつつ、今年いっぱいの仕事が大詰めであることを考えると、夏ばてでダウンしている場合ではない気持ちになってしまう。




たまに聞かれるのだが、私はinnovatorや株式会社デザインフィルとはなんの関係もないので、ご了承いただきたい。
私は確かにデザインの仕事なども行なっているが、特にデザインフィルの広報をしているわけでもないし、仕事で関係があるとか取引先であるとかでもない。
このブログの記事についてもちろんお金なんかもいただいていないし、これからもそんなことはないだろう。

たまたま2010年にinnovatorの日本代理店だった村田合同という会社が倒産したことにより、多くの愛用者の悲しみの中で一時期販売がストップしてしまったinnovatorのカレンダーの愛用者で、たぶんここのブログに来てくださっているみなさんと立場的には同じなのだ。
なんとなく情報発信地みたいになっていて、私にとってもこれらの情報はとても嬉しいものなので記事にしているが、アフィリエイト的なことで記事にしているわけではないことを、ここではっきり宣言する。
情報を寄せてくださっている方々も、みなさんinnovatorのカレンダーと手帳を愛している方々であることを信じている。

そして、これらのカレンダーや手帳に関しての問い合わせを私のところにいただいても、私にはなんらお答えする立場にはいないこともご理解いただきたい。
商品に関する問い合わせは、発売元の株式会社デザインフィルへどうぞ。

もちろん、今後も私のブログでinnovatorのカレンダーと手帳に関するコメントをいただくのは大歓迎だし、情報もどんどんお寄せいただいて、ここにくればとりあえずちょっとした情報がわかるというような利用をしていただければと思う。
カテゴリ一覧にも、「innovator」を一番最後の行においてみたので、ぜひご利用いただき、今後も情報をお寄せいただけると幸いです。
innovator復活までの過去の記事も、カテゴリ一覧の「innovator」からご覧いただけます。

◇innovatorのカレンダー 2012年度版2011年09月15日 01時07分59秒

最近、私のブログに来る方の検索ワードで、「innovator」とか「カレンダー」がまた増えてきた。

去年の11月、そろそろ来年のカレンダーを買わねばと思っていたところ、日本でのinnovatorの輸入代理をしていた会社が倒産し、2011年版のinnovatorのカレンダーが販売されないことが判明した。
innovaorのカレンダーは、我が家では結婚以来18年間ずっと、リビングのカレンダーはinnovatorを愛用していたので、このニュースにはショックを受けた。

そのことを記事にしたところ、大変な反響があり、それは年が明けても続いていた。
いただいたコメントでも、innovatorのカレンダーを愛用していた人がたくさんいて、ネットでカレンダーを探して私のところにたどりついたという方がほとんどだった。


そんな中で、最新情報のコメントをいただいたので、ここで改めてご報告します。

◇Innovator 2011年カレンダーの代替品 2010年11月24日へのコメント

ayaco ― 2011年09月14日 12時37分02秒
はじめまして。
イノベーターのデスクカレンダーは結婚してから16年間リピートしていたので今年から代わりのカレンダーを仕方なく(笑)使っていました。
来年どうしよう~?と思っていたところ、主人から嬉しいプレゼントが。

なんとなんと、2012年度版からデザインフィルがその形を受け継いで、復刻しました!もう店頭に並んでいます。
http://www.designphil.co.jp/innovator/products/calender.html

(以前こちらのサイトでイノベーターカレンダーが本当に生産されていないようだと知ってから、このカレンダーを手にしてお知らせしたいと思ってコメントしました。イノベーターカレンダーのファンの皆さんが来年のカレンダーを購入する前に気づいてくれると嬉しいですね^^)



本当に嬉しいコメント、ありがとうございます。
我が家でも早速注文しました。
私の記事がみなさまのお役にたてて、その後も情報をいただけることを嬉しく思います。

こちらのカレンダー、今年から株式会社デザインフィルさんがinnovatorのステーショナリーラインのライセンシーを取得されたことで、復活が実現されたとのこと。
デザインフィルさん、本当に感謝です!。

私はオフィシャル・ショップではなく、楽天のwhite officeさんで購入しましたが、そちらでの情報では「限定販売」との記述があり、株式会社デザインフィルさんの楽天ショップの方では、「10月2日までの限定」と書かれており、こちらは10月2日までは送料無料キャンペーンも行われている(販売が10月2日までなのか、送料無料が10月2日までなのかはちょっと表記が判りづらいですが)。

また、innovatorの手帳で私のブログに来られる方も多かったのですが、株式会社デザインフィルさんのオンラインショップ「MIDORI ONLINE STORE」で確認したところ、inoovatorの手帳は残念ながら見当たらず、これから発売予定なのか、それとも手帳の販売予定はないのかは不明です。
株式会社デザインフィルさんのinnovatorカレンダースペシャルサイトでは、店頭販売の販売店情報も公開されています。

株式会社デザインフィル innovatorカレンダースペシャルサイト
http://www.designphil.co.jp/innovator/


innovatorのカレンダーを探して、私のブログに来てくださった、みなさん全員にお知らせしたいです。
もしかしたらすでに去年であきらめてしまっている方もいるような気がしますが、この情報がみなさまのところに届くことを祈ります。

追伸:
カテゴリ一覧に、「innovator」を追加しました。
カテゴリが多くて探しにくいので、一番下に配置しました。

○innovatorのカレンダーに関しての、過去の記事
◇Innovatorのカレンダー 2010年11月04日
◇2011年カレンダー その後 2010年11月07日
◇Innovator 2011年カレンダーの代替品 2010年11月24日
◇Innovatorのカレンダー 2011年に入って 2011年03月04日

◇Innovatorのカレンダー 2011年に入って2011年03月04日 19時03分17秒

去年の暮れに、それまで18年に渡って我が家の壁を彩ってくれていた、Innovatorのカレンダーが、入手不能になってしまったことを記事に書いた。
その後、カレンダーが入手できないショックを受けた方々が、いろいろな情報を寄せてくださり、代替品はこんなのがいいのではという記事も書いた。

◇Innovatorのカレンダー ― 2010年11月04日 22時39分28秒

◇2011年カレンダー その後 ― 2010年11月07日 11時39分21秒

◇Innovator 2011年カレンダーの代替品 ― 2010年11月24日 02時05分04秒

そして先日、「2011年カレンダーその後」の記事に、Innovatorの日本代理店だった村田合同
の元社員と推測される方から、こんなコメントをいただいた。

2011年03月04日 15時48分00秒
innovatorのカレンダーは村田合同が社内でデザインして販売していたものなので
本国からの輸入では無い事だけ情報提供しておきます。(元社員)


この投稿は、「◇2011年カレンダー その後」の2011年3月4日付けのコメント欄で、ご確認いただける。

これらの記事を書いてから、アサブロ(このブログスペース)の閲覧数トップ100内に、このブログがとどまっている。
他にたいして有効な記事も書いていないので、Innovatorのカレンダーについての関心が、非常に高いものであると痛感する。

私は当初あのカレンダーは、日本版をItoyaが業務委託されて作製していたものなのかと思っていた。
また、輸入ものなのであれば海外製のもの、Innovatorはスウェーデンの会社なので、スウェーデン製のものを輸入して使うなどと探してみたりもした。
しかし、元社員さんの情報提供により、これらの推測が間違いであることを知ることができた。
元社員さん、貴重な情報提供感謝いたします。

あのカレンダーが日本オリジナルのものであると考えると、輸入品を入手すればという一縷の希望も絶たれてしまったわけだが、いつまでもないものねだりをせずにすんだともいえる。

今、我が家の居間の壁には、itoyaのカレンダーがかかっている。
innovatorのカレンダーよりもずっと地味なので、予定がわかりやすいDMなどを上のペーパーホルダーのところに挟めたりしている。
innovatorを使っていたときには、そのデザインを隠すのがいやで、印刷物などをカレンダーに貼り付けたりすることなど皆無だった。
itoyaのカレンダーが悪いわけではないが、生活観あふれる使い方をしてしまっているのが、自分でもちょっとあれだなーと思いつつも、便利なのでつい… という感じである。

◇Innovator 2011年カレンダーの代替品2010年11月24日 02時05分04秒

11月4日と7日に、「長年愛用していたInnovatorのカレンダーが、2011年版から発売されない」という記事を書いた。

同じような思いをされている方が大勢いらしたせいか、記事投稿後、アサブロのベスト100内にランキングされるほどの反響があり、とても驚いている(ふだんは、ベスト100に入るようなためになる記事はかかないので、もっと下の方をうろうろしているので)。

実際、私がInnovatorの2011年のカレンダーが発売されないらしいと、きちんと情報として知ることができたのは、家具セレクトコムさんのブログの「村田合同倒産」の記事を見てのことだったし、Innovatorのカレンダーが村田合同という会社が代理店となっていたことや、そのせいで2011年版以降のカレンダーや手帳が発売されなくなるなどは、調べるのにちょっと時間がかかった。

たくさんの方が、Innovatorの2011年のカレンダーを探していて、更に変わりになるカレンダーも探している様子。
まったく違うカレンダーを探すという意見もあるけれど、検索されてこられる方は代替品になるようなものを探している様子が、アクセス履歴を見るとよくわかる。

そこで、私のところにも参考になるコメントをいただいたのだが、記事を二回に分けて書いたせいかあちこちに分散してるので、少しだけれどこちらに情報をまとめてみたいと思う。
コメントいただいた方には無許可での情報再掲載となりますが、Innovatorのカレンダーを長年愛用していて、代わりを探していらっしゃる方の助けになればとの考えですので、ご容赦ください。
情報、コメントくださった方々に感謝いたします。

●Itoya PART1L
http://www.ito-ya.co.jp/ec/ProductDetail.do?pid=800000166-0001
サイズ:見開き時の長さ60cm×横幅51.5cm。
価格:1890円税込み

横幅がInnovatorのものより1.5cmほど小さいが広げたときの長さは同じ60cm。
上下の真ん中でリングで折り曲げることができる仕様、次の月にめくるときのストッパーが上部についていて紙をやぶらないでも使用できる仕様など、Innovatorの最近のカレンダーに似ている。
ただ、全体の色味はInnovatorと比較すると地味。
Calendar Week Numberの表記はなし。

●新日本カレンダー MSカレンダー(文字月表)
(楽天 ナガサワ文具センター)http://item.rakuten.co.jp/nagasawa/nk-499
サイズ:見開き時の長さ71cm×横幅51cm
価格:2100円税込み
情報提供:robertoさん

印刷インキや用紙はInnovatorのものとほぼ同じもの。長さが10cmほど長い。
全体のデザイン、上下の真ん中でリングで折り曲げることができる仕様、次の月にめくるときのストッパーが上部についていて紙をやぶらないでも使用できる仕様など、Innovatorの最近のカレンダーに非常に似ている。
日本のメーカーらしく、六曜あり。
Calendar Week Numberの表記はなし。

メーカーはカレンダー業界では30%シェアのメーカーとのこと。
robertoさんさんがリンクをはってくださった、楽天のナガサワ文具センターは完売(11月23日現在)。同じ楽天のホワイトオフィスでも取り扱いがあったので、探せば別なお店でもまだある可能性大。
(首都圏の)大手書店などのカレンダーコーナーでも見かけました。

●グラフィックステーションのカレンダー
グラフィックステーション http://www.apj-i.co.jp/brand/brand_grasta.htm
情報提供:彩ママさん(2010年11月21日 01時44分24秒)

情報をいただいて検索してみましたが、実はまだ写真すら確認できていません(ごめんなさい)。
コメントでは、「LOFTにグラフィックステーションのカレンダーでそっくりなのがありました。ロゴは入ってないのが寂しいですが。 」とのことで、期待は大きいのですが。

●エトランジェ・ディコスタリカ CLS-B-04
http://www.etrangerdicostarica.biz/?cmd=property&hinban=CLS-B-04
JANcode:4989225041080
サイズ:見開き時の長さ41.4cm×横幅42cm
価格:1260円

カラフルな色合いはInnovatorを更に派手にした印象だが、デザインは似ている。
上下の真ん中でリングで折り曲げることができる仕様、次の月にめくるときのストッパーが上部についていて紙をやぶらないでも使用できる仕様などは同じ。
曜日がフランス語と英語で表記されている。
Calendar Week Numberの表記はなし。
Innovatorのカレンダーよりは一回り小さく、曜日の始まりが月曜日からになる。
※フランスのメーカーと書いていましたが、日本のメーカーでしたので修正しました。

●高橋書店 E31 エコカレンダー壁掛 B2変型サイズ
http://www.takahashishoten.co.jp/calendar/978-4-471-70920-4.html
ISBN:978-4-471-70920-4
サイズ:長さ51.5cm×横幅52.1cm
価格:1523円税込み

たぶんどこの書店でも手に入る、手帳大手の高橋書店のカレンダー。
一ヶ月で一枚紙だが、大きさはほぼ同じ。上部のリングで一ヶ月ごとめくって保存可能。
六曜と節気、平成表記つき。
Calendar Week Numberの表記はなし。

12月01日更新
●週番号表示のカレンダーを無料でダウンロード、プリントアウト。

Free ready-to-download Calendars 2011, 2012, 2013 and more "Anny"
http://annystudio.com/calendars/

Innovatorのカレンダーや手帳は、北欧やヨーロッパの「週番号(Calendar Week Number)」が記載されていた。仕事で週番号を使用している人は、この記述がないと大変だとコメントいただいたので、ちょっと探してみた。
しかし、日本でも手帳などでは最近見かけるようになったという記述もあるのだが、なかなかきちんと記載されている製品のカレンダーは見かけない(探し方が悪いのかもしれないが)。

私が見つけたのは、PDFかgifファイルのカレンダーを、自分でプリントアウトして使用するもの。一年カレンダーと月ごとと選択でき、一年のものは週番号の記載も選択できる。
とりあえず、現段階で2013年まで公開されているらしい。
一年カレンダーは曜日表記が横に記載されている。
ただし、私は英語が堪能ではないので、この週番号がISO8601に準拠したものかは未確認。

Innovatorのカレンダーとは大きくデザインもコンセプトも異なるが、週番号を確認するためにパソコンや携帯の画面以外で見るには、PDFで気軽にプリントできるので便利なのでは、と紹介しました。

この他にも、パソコンの画面で表示させる「calendar with week numbers」というソフトも見つけました。
http://www.linuxfocus.org/~katja/toolbox/calendar.html
こちらは、ISO8601準拠のものです。



◆今後も新しい情報があれば、こちらの記事を更新します。
検索タグ
Innovator イノベーター 2011年カレンダー 代わり 替わり かわり 代替品

◆2011年3月4日補足
2010年11月7日に書いた「◇2011年カレンダー その後」に(憶測ですが、Innovatorの代理店だった村田合同の)「元社員」という方から、「Innovatorのカレンダーが日本オリジナルのものである」というコメント投稿がありました。

そのことについて記事を書きました。
◇Innovatorのカレンダー 2011年に入って
http://makura.asablo.jp/blog/2011/03/04/5721722

◇2011年カレンダー その後2010年11月07日 11時39分21秒

これまで愛用してきたInnovatorのカレンダーが、Innovatorの代理店だった村田合同の倒産により、2011年から販売されなくなったということを先日書いた。

金曜日に東京に出る用事があったので、新宿の東急ハンズにカレンダーを見に行った。
当初旦那は、エトランジェ・ディコスタリカのカレンダーを候補にあげていたのだが、実際に見に行ってみると、ちょうどいい大きさのがなかったのと、大きさがちょうどいいのは月曜始まりだったので、私が反対したりした。
デザイン的には、Innovatorに近い印象はあるものの、やっぱりなんだか違和感を覚える。

私は、カレンダーを買うのにわざわざ電車で移動することを考えるなら、地元で買える高橋書店のB2エコカレンダーでいいと思っていたのだが、実際に確認してみると、一ヶ月が半分ではなく1ページになっており、非常にでかいので却下。

いいなと思ってみると、サイズがいまいちだったり、切り取り式のものだったりして、基準をInnovatorのカレンダーにおいて考えると、ちょうどいいというものがなかなかないのだ。
カレンダーなど買うものではなくもらうもので、毎年違うカレンダーを使っているという人も多いだろうし、カレンダーなど買ったこともないという人もいるだろうが、18年も同じカレンダーを使っていて、しかもそれまでの予定が書き込まれたカレンダーをずっととってある我が家では、たかがカレンダー、されどカレンダーなのである。

慣れたものがあるときは、それが一番使い勝手がいいのだと思う。

いろいろ見ていたら、銀座の老舗文具店Itoyaのカレンダーが、デザインは少し地味だがInnovatorのカレンダーに非常に近い。大きさも51.5cm×60cmと、53cm×60cmだったInnovatorのものと近い。升目も大きく、予定も入れやすそうだ。
Innovatorとの違いは、上部に前月と次月のカレンダーがついているところと、一日の升目がはっきり実線で区切られているところと、升目の中に線が入っていないところと…
違いをあげればきりがないが、東急ハンズ新宿店5階にあったカレンダー売り場の中では、これが一番Innovatorのカレンダーに近い印象を受けたので、来年はこれを使うことにした。

今日、旦那がItoyaのカレンダーをItoyaのホームページで見てみると、購入したカレンダーのページの注意書きにこんなことが書かれていた。

※2011年からinnovatorカレンダーは、製造終了となりました。
予めご了承下さいませ。

Innovatorのカレンダーの日本版は、Itoyaで作っていたのか…
今回購入したこのサイズのカレンダーは、今まで定番だったカレンダーのサイズ違いとして、今年新しく登場したものらしい。
Innovatorのカレンダーがなくなったので、そのかわりということなのだろうか。

◆2010年11月24日捕捉
コメントでよせられたInnovatorのカレンダーの代替品の情報を、ひとつの記事にまとめました。
参考にしていただければ幸いですので、是非ご参照ください。
情報をくださったみなさん、ありがとうございました。
「◇Innovator 2011年カレンダーの代替品」
http://makura.asablo.jp/blog/2010/11/24/5531767


◆2011年3月4日補足
2010年11月7日に書いた「◇2011年カレンダー その後」に(憶測ですが、Innovatorの代理店だった村田合同の)「元社員」という方から、「Innovatorのカレンダーが日本オリジナルのものである」というコメント投稿がありました。

そのことについて記事を書きました。
◇Innovatorのカレンダー 2011年に入って
http://makura.asablo.jp/blog/2011/03/04/5721722

◇Innovatorのカレンダー2010年11月04日 22時39分28秒

Innovatorの2010年カレンダー
 
今年もカレンダーを買う季節になった。
我が家では、結婚以来リビング用のカレンダーにInnovatorのカレンダーを利用している。
予定を書いたり、記念日を書き込んだりして、そのまま我が家の年輪のようになっている。
そんなリビング用カレンダーを買うのも、今年で18回目になる。

Innovatorの壁掛けカレンダーは、53cm×60cmの大判で、一日の升目が大きく、予定を書いてもとても見やすい。
外袋と曜日の色が毎年違っていて、今年は何色だろうと楽しみでもあった。
Innovatorはスウェーデンの会社だが、日本向けのカレンダーは当然日本向けの祝日が設定されており、唯一不便なのは「今年は平成で何年だっけ」と思ったときに、カレンダーに書いていないことだけだった。

10月も半ばを過ぎ、お店の店頭にもカレンダーが出揃ってきた頃、今年もInnovatorのカレンダーを手配しなければとネットで探したが、Amazonでも楽天でも出てこない。出てくるのは2010年のカレンダーばかりである。
しかし、デザイン家具やスーツケースでも世界的に有名なInnovatorクラスの会社が倒産などとは夢にも思っていなかったし、AmazonにもInnovatorのスーツケースの取り扱いはあったので、気づきにくかったのだ。

ふと気づくと、Innovator.co.jpのアドレスがForbiddenになっている。

「もしややっぱり倒産?」

調べてみると、Innovatorの日本代理店だった村田合同という会社が、6月に倒産とのこと。
http://blogs.yahoo.co.jp/kagu_selectcom0907/14967619.html

この時期になって「毎年買っていた手帳が入手できない」「カレンダー入手不可能にショック」と言った声も多く、長年のInnovatorファンがショックを受けているようだ。

北欧デザインのブームもあいまってか、購入した家具のメンテナンスや保障に困っているという人も多いみたいだが、一番はこれまで30年に渡って変わらぬデザインで供給され続けてきた、手帳やカレンダーの販売停止が非常に手痛い。
今更、似たようなカレンダーでいいやということであれば、もっと前に似たようなエコカレンダーに替えていただろう。
Innovatorのデザインが気に入っていたから、使い勝手に愛着を持っていたから、ちょっと高くてもInnovatorのカレンダーが使いたいのだ。
自分の部屋に、Innovator以外のカレンダーがかかっている風景など、愛着のあるユーザーには考えられないことだ。

去年のカレンダー部門では、Innovatorのカレンダーが一位になっている。それくらい愛用者が多いカレンダーが、今年は入手不可能というのは、ショックを受ける人は多いだろう。
家具やかばんなどは、今後代理店を請け負う業者もあるだろうが、毎年日本向けの印刷を指定して配給するカレンダーの類を請け負う企業は、たぶん今後出てくるまでには時間がかかるのではないかと思う。

我が家もInnovatorにかわるカレンダーを物色中だが、今年は猫も亡くなったし、エアコンも壊れて前のエアコンのある風景とは違う風景が部屋にあり、カレンダーも来年からは違うものとなると、「毎年おなじみのいつもの風景」が一気になくなってしまったようで、ものすごくさびしい。

◆2010年11月24日捕捉
コメントでよせられたInnovatorのカレンダーの代替品の情報を、ひとつの記事にまとめました。
参考にしていただければ幸いですので、是非ご参照ください。
情報をくださったみなさん、ありがとうございました。
「◇Innovator 2011年カレンダーの代替品」
http://makura.asablo.jp/blog/2010/11/24/5531767

◆2011年3月4日補足
2010年11月7日に書いた「◇2011年カレンダー その後」
http://makura.asablo.jp/blog/2010/11/07/5477677
に(憶測ですが、Innovatorの代理店だった村田合同の)「元社員」という方から、「Innovatorのカレンダーが日本オリジナルのものである」というコメント投稿がありました。

そのことについて記事を書きました。
「◇Innovatorのカレンダー 2011年に入って」
http://makura.asablo.jp/blog/2011/03/04/5721722



Copyright ©2006 by makura GEKIDAN Shirakaba. All Rights Reserved.
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