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◇民放の報道番組を久しぶりに見る2010年06月19日 03時33分47秒

最近はほとんどNHKでしかニュースを見ないのだが、たまに気になる話題があるときだけ民放のニュースを見る。
しかしNHKのニュースを見慣れてしまうと、民放のニュースはふざけているのかと思ってしまうほど、キャスターの振る舞いや言葉使いが気になってしまう。
これが一般の人であれば、テレビに出ていて間違っていたとしてもまあしようがないと思ったりもするし、気になっている当の本人も正しい言葉遣いをしているかといえば、そうではない。
だが、公共の電波で言葉でお金をもらっている人は、そういうわけにはいかないだろうと思う。

先日も、(当時)鳩山総理と小沢幹事長と平野官房長官との“対談”が行われたと、日本テレビのニュースで司会者とおぼしき人が発言していた。 しかし重箱の隅をつつくようだが、“対談”というのは二人で行われるもので、三人であれば“鼎談”になるのではないか。

私は今日、惑星探査機「はやぶさ」の特集をするということで、BSフジの報道番組を初めて見た。
フジテレビのニュースは番組と番組の間の5分ニュースくらいしか見たことがないが、この5分ニュースも時間内にアナウンスが終わらず、途中でぶち切れて終了というのを何度も見た。なので、ものすごく興味のある話題だったのにも関わらず、録画したものを見るのがちょっと怖かった。
今日私が見た番組、はかつてのアイドル女子アナと強面の政治部キャスターがメインの番組。

第一印象は、地上波のニュース番組よりもセットのモニターや設備は良いように思うが、セットがなんだかごちゃごちゃして狭苦しい。

そして、メインの女子アナのコメント時の笑い声や相槌が非常に気になる。
結構堅苦しい話題のときでも、いちいちきゃぴきゃぴ声で相槌し、相手のちょっとした冗談にもオーバーアクション気味のハイテンションな笑い声が飛び交い、非常に耳障りでならない。
しかもインタビュー中に相手の言葉に、「ふーん」という相槌はないだろうと思う。「ふーん」は相手の言葉にあまり興味を示していないように感じられ、インタビュアーの使う相槌ではないように思える。

さらに、強面キャスターの言葉使いが乱暴すぎる。
ゲストとのインタビュー中に「言葉が乱暴ですが」と自分で言うくらいなら、乱暴な言葉を控えるべきでは。
この人は決して人相がいいわけではないのだから、公共の電波でまともなことを言うのであれば、せめて言葉遣いをきちんとしてほしい。
視聴者からの質問や意見を募集する際に、「このことはすでにみなさんお知りになっていると思いますが」はないだろう。“知る”の尊敬語は“ご存知”だと思うのだが。

「はやぶさ」の特集としての内容的には、「はやぶさ」の特徴や苦労話、視聴者からのリアルタイムでの質問などを盛り込み、解りやすく楽しい内容だったが、メインキャスターの重箱の隅つつきの方が気になって、結局ゲストのコメント以外は早送りで見てしまう。
たいていの報道番組や、プロのナレーションだけの番組の場合、アナウンサーの話す言葉は2倍速にしても聞き取れるのだが、フジだけは聞き取れないというのも特徴的であるといえる。

それにしても「はやぶさ」関連の話題はもっとメディアで取り上げていいと思うのだが、何故これがBSで放送され、地上波ではほとんど相手にされていないのかが不思議である。
ワールドカップ中だからサッカーの話題でかき消されているのかもしれないが、日本の技術の集大成を世界へと思う気持ちがあるのであれば、スポーツの話題だけでなく科学技術にももっと目を向ける努力も必要だと思うのは、うちだけなのだろうか。
こんなすばらしい内容なのだから、もっとまともな局の地上波で見たいと切望する。

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