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◇生中継 46年ぶりの皆既日食 NHK2009年07月23日 03時47分14秒

↑あまりにも曇ってくやしいので、巣立ったばかりのツバメを撮影


Amazonで残り2個だった日食メガネも用意して、いざ日食観察しようとわくわくしていたのだが、関東地方は生憎の曇り空。太陽の方向を見上げても、まったくまぶしさすら感じさせない。
11時15分頃、ほんの一瞬雲の切れ間から、真昼の三日月のような太陽を垣間見ただけだった。この時間帯は一番食の大きい時だったので、そういう意味ではラッキーだったのかもしれないが。

NHKでは、総合で「生中継 46年ぶりの皆既日食」と題して、日食が起こっている時間帯と夜に、日食の特別番組が放映された。
正午近くまで粘ったものの、雲はますます厚くなるばかりだったので、あきらめて録画した番組で日食を体感しようと思ったのだが、これがNHKとは思えない構成。

朝のライブの放送時間は、食がある程度進んだ10時30分から食の終わりが近づく11時45分までの1時間15分。
そのうち、番組の半分はほとんどどうでもいい内容。特にゲストの宮本亜門と西田ひかるは必要か? 西田ひかるはご懐妊で、お腹もお乳もぱんぱん状態。インドでは、テレビで「妊娠中の女性の外出を控えるように」とのお達しが出たと、後でニュースで見た。胎児に悪影響があるらしいから、家でおとなしくしてろよ、といいたくなる。別にこの二人の感想なんて、聞かなくてもいいし…。
(毎日jp 「皆既日食:インドでも観測 妊婦は室内に?」)
http://mainichi.jp/select/today/news/20090722k0000e040041000c.html
※上記リンク切れ(2010.02.10)

日食ツアーで話題だった悪石島の映像は、台風の中かと思うような悪天候のようでほとんど紹介されず、屋久島の森の中、硫黄島、小笠原沖の船上の三箇所がメインで紹介されていた。

その中でも硫黄島の映像は、誰もいない孤島でのリポートということで、観測するには大変うらやましい環境。ハイビジョンでの初めての衛星放送という実験的なリポートだったため、途中音声や映像が飛ぶアクシデントはあったものの、島を囲む空と海と水平線が、食が進むにつれてどんどんと変化していく映像が美しかった。
しかし、リポートの室山解説委員は、だんだんと周囲が暗くなるとその風景に圧倒されて、皆既が始まっているのにほとんど太陽みていない状態。延々と風景が移り変わる実況の声が流れる中、画面ではダイヤモンドリングから皆既日食に入る映像が延々と流される。しかもリポーターとスタジオの声がリンクしていないので、室山解説委員の声の中でスタジオの日食の説明がなされている。進行スタッフは、なぜこんな状態を放置していたのかが疑問。
皆既日食の映像が流れる中、「しばらくこの風景をご覧ください」と感動の声で締めくくる室山解説委員の声がむなしかった。

対照的に、洋上の船の上ではたくさんの人が観測ツアーで参加している船の中ということもあり、周囲も大変にぎやかな中(船の中でずっと時報が鳴っていて耳障り)、やたら甲高い声の神田アナのはしゃぎっぷりと興奮する解説者とで、皆既中は水星と金星は間違えるは、神田アナは興奮でほとんどリポートにならず。

屋久島にいたっては、雨の森の中見えない太陽相手に、屋久島の森の説明とか、直接関係ない内容を延々とずぶ濡れのリポート。
皆既に入って森の中が暗くなっても、高感度カメラのため暗いはずの空が明るい…。リポートする意味まるでなし。

なんか、せっかくの生放送なのに「無駄な構成」が多すぎて、ただのお祭り番組でしかなかったのが残念。
ほとんど早送りで、しかも音声消して見ました。
(硫黄島と船のリポートの様子は、下のリンクで見られます)


NHK 46年ぶりの皆既日食
http://www9.nhk.or.jp/live0722/index.html
※上記リンク切れ(2010.02.10)

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