Copyright & 2006 by makura GEKIDAN Shirakaba. All Rights Reserved.
 無断転載を禁ず
Google
WWW を検索 げきだんしらかば を検索


◇フォリンゲ・ヘルスケア・プロダクツのネイルオイル2006年11月09日 01時57分46秒

フォリンゲ・ヘルスケア・プロダクツのネイルオイル

ここ3年ほど、爪の手入れをまめにしている。
洗剤などを使うときにゴム手袋などをしないせいもあるのだろうが、そうじゃなくても爪がすぐにぼろぼろになってしまうのだ。
昔はそれほどでもなかったが、今はほっとくと爪が縦に割けてきて、爪の根元が二段になってしまうのだ、ささくれもひどいし、表面がうろこのようになってしまうことさえある。

ネイルケアのお店も最近は街中でよく見かけるようになり、私も月に2回ペースでお手入れしてもらっている。あまりのひどさに「もっとお手入れしてくださいよー」とネイルのお店の人から言われてしまう。

最初はハンドクリームをまめに塗るという作戦をたてたが、ハンドクリームはもともとあまり好きではなかった。手がべたつくのがいやなのだ。
最近流行りのさらっと系のハンドクリームは、塗ったとき手の表面はさらさらと保護されるけど、落ちるのも早い。爪の保護まで行き渡らない感じだ。昔ながらのしっかり系のハンドクリームだとべたついてしまい、パソコンで作業をするときにやりづらい。
ネイルのお店の人に相談したところ、爪用のオイルを塗るといいと教えてくれた。しかし、ソニープラザなどを探索し、色々試してみたがなかなか良いのがなく、爪の状態が改善されることはなかった。

今年の夏に東京下町巡りをしたときに泊まったホテルにあった、北欧式フットケアのお店で、「このオイルはすごくいいですよ」と教えてくれたのがフォリンゲ・ヘルスケア・プロダクツのネイル用のオイルだった。

小さな容器に入った黄色のオイルは、蓋にマニュキュアのようなはけがついており、それで爪の甘皮の部分にオイルを塗布するようになっている。だいたい一滴で5本指をケアできるので、容量は9mlと少ないが、購入して2ヶ月半ほとんど毎日使っているにも関わらず、まだ半分以上は残っている。
オイルの主成分は数種類の植物系油で、ラベンダーの香りがする。

はけで爪の付け根に塗布して、マッサージするように塗ると、ものすごく吸収が早いのがわかる。すぐにさらさらしっとりになり、水で手を洗ったくらいではこのしっとり感が落ちることはない。爪の付け根もやわらかくなり、ささくれが激減したのだ。
最近は、爪や指先にものばしてマッサージしているが、キーボードで指先が割れることもなくなり、大変重宝している。指先のマッサージは身体にもいいらしい。
足の爪にも風呂上がりに塗ったところ、巻き爪も改善された感じがする。

おかげでネイルケアのお店にいく頻度が減ったので、これ一本で3,300円はちと高いかとも思ったが、ケアすると一回3,000円くらいはかかるので、一月2回が1回に減っただけでも得だったかもしれないと思ったりする。
これから寒くなるので、今年の冬はこのオイルがかかせなくなりそう。

フォリンゲ・ヘルスケア・プロダクツHP
http://www.follinge-japan.com/

◇筑波山で龍に会う2006年11月09日 02時33分40秒

筑波おろしの龍?

先週、久しぶりにつくばに行って来た。

私の主たる目的は野菜と納豆と醤油の買い出しだったが、同行した友人はつくばが初めてとのことで、ハイキングコースにもなっている筑波山に是非登りたいと言う。しかし、ジャズダンスやエアロビクスで常日頃身体を鍛えているフィジカル系の彼女につき合う体力はないので、ロープウェーで展望台まで行ってそこから山頂まで登ることで勘弁してほしいと頼んだ。

つくばについて、老舗のフレンチレストラン「かきのき亭」で地元の素材を味わい、野菜の買い出しなどを堪能しているうちに筑波山についた頃は陽が傾きはじめていた。山頂まで登るとロープウェーの下りの最終に間に合わない。とりあえず展望台までは行こうということになり、ロープウェーの駅に向かった。友人は残念そうだったが、私は片道2時間強の運転の後だったこともあり、正直胸をなでおろした。

ロープウェーから見た途中の樹々はまだ紅葉前といった感じ。一部かえでなどは赤くなっていたが、まだまだピークは先だろうか。
筑波山は双子山で女体山と男体山が並んでいる。展望台は女体山にあり、男体山にはそこから歩いて行くのだが、今回は時間がないので断念。
展望台からの景色は、晴れた日には関東平野が一望でき、霞ヶ浦まで一望できるのだが、この日は晴れているにもかかわらずあいにく雲がかかってよく見えない。霞ヶ浦さえどこにあるのかわからない程だった。それでも、男体山の山頂から登山道に沿って雲がせまってくるのは圧巻だった。

コマ式のくるくる回る展望塔に登って景色を見ていたら、男体山の山肌から雲が麓に向って流れて行く。この雲が龍の頭のような形をしているのだ。
これを見てすぐに「筑波おろし」という言葉が頭にうかんできた。

つくばや土浦などの筑波山麓の町では、筑波山から降りてくる風を「筑波おろし」と呼ぶ。天候の変わりやすいこの土地で、筑波山から降りてくる風はなかなか強烈なのだ。
江戸時代、筑波や水戸は江戸からは鬼門にあたるため、徳川幕府は筑波山からくる龍を鎮めるために筑波山神社の信仰を欠かさなかったという話を以前聞いたことがある。そのため、徳川幕府では鬼門である水戸からは将軍を出さないようにしていたらしい。15代将軍は水戸から初めて出たが、結局水戸から出た将軍で徳川幕府は終わりを迎えたのだ。

筑波山は昔からの霊山なので、霊山で龍を見るというのは何か意味があるのかもしれない。この雲が「筑波おろしの龍」だとしたら災いの元になる可能性もあるはずだが、雲は不思議と筑波山神社の上あたりで消滅してしまった。
不思議をこじつけたらきりがない。
それでも、なんとなく昔聞いた「筑波おろし」の話を思い出さずにはいられなかった。



Copyright ©2006 by makura GEKIDAN Shirakaba. All Rights Reserved.
無断転載を禁ず