◇キャベツと国産レモンのさっぱり簡単サワー漬け:レシピ ― 2009年05月18日 23時55分38秒

今年の春は「春キャベツでザワークラウト」が目標だったが、結局ザワークラウト作りはゴールデンウィークまで持ち越してしまい、春キャベツでは「キャベツと国産レモンのさっぱり簡単サワー漬け」を作ってお茶を濁してしまった。
しかし、国産レモンを使ったこのサワー漬けはなかなか美味しくて、実際に漬けたザワークラウトとはまた別な味わいがある。自分で適当に作ったものの中では気に入って、春キャベツの時期が過ぎてからも作りたいと思った。
冬だったら、ゆずと白菜で日本風の漬物にアレンジしてもいいかもしれない。
■材料
キャベツ …………中玉で1/4~半分くらい
国産レモン ………半分~1個(ノーワックスのものが望ましい)
塩…………………適宜
甜菜三温糖………大さじ半分~1
ワインビネガー …適宜
ディルシード ……小さじ1くらい
■手順
1.キャベツの葉の芯をはずし、葉の柔らかい部分は手で適当にちぎり、芯の部分は2mmくらいの薄切りにする。
2.ボールにキャベツを入れて適当に塩をまぶし、水分が出るまで手で揉む。
3.キャベツがしんなりしてきたら、一口食べてみる。塩辛ければ水で洗ってしぼり、塩味がちょうどよければそのまましぼって水を切る。ほんの少し塩気を感じる程度がポイント。
4.レモンをたわしで皮を軽くこすってよごれを取り、縦に4等分しスライスする。
※ノーワックスのレモンが手に入らない場合は、沸騰したお湯にすこしひたしてから、たわしでこすってワックスを落とします。
5.キャベツに、スライスしたレモンを入れ、三温糖、ワインビネガー、ディルシードを入れてあえ、冷蔵庫で10分以上寝かせる。
※3で塩を流しすぎた場合は、最後に塩味を調節した方が、塩加減がわかりやすい。
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レモンのさっぱりがキャベツの甘味とマッチして、とても美味でした。作った当日でも美味しいですが、次の日の方が甘味が増します。ジッパー付の保存袋で作ってもいいのですが、塩加減が面倒なのでボールで作りました。
甘酸っぱくさっぱりとしたかったので、塩気は少なめの方がいいと思いますが、キャベツのスープをそのまま活かしたい場合は、ジッパー付の保存袋にキャベツをそのまま入れて少なめの塩で袋ごと揉む方がいいと思います。
調味料はかなり適当です。キャベツの塩もみをレモンと酢でさっぱり食べるというのが目的なので、味は自分の好みで足したり引いたりしてみてください。
砂糖は、甜菜の三温糖(ビートの精製前の砂糖)の方が甘味がやさしいので、キャベツにはむいていると思います。きび砂糖を使うときは、グラニュー糖の方が作りやすいかも。オリゴ糖などもお勧めです。
もっとさっぱり作りたいときや春先の甘味の強いキャベツのときは、砂糖なしで十分かも。
酢は今回ワインビネガーを使用しましたが、穀物酢や果物酢でもまた違った味わいになるかも。また、レモンがたくさんある場合は、酢のかわりにレモン汁を使ってもいいと思います。
レモンは国産の方が甘味があるし、防腐剤などが使用していないので安心して皮をそのまま食べられます。最近出回っている、皮がおいしいニューサマーなどのみかんを代用しても美味しいかも。
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