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◇便利なシャトルシェフ2008年09月10日 05時48分54秒

購入したものと同じモデルのシャトルシェフ
 
 
去年の暮れくらいから、保温機能付の鍋が欲しくなった。
煮込み料理が多くなったことと、豚肉を塊で買って、ある程度肉を煮てスープを取り、煮た肉は小分けにして炒め物や煮物に使うということをはじめたからだった。
豚肉は長時間煮るので、その間ずっと鍋に付き合わなければならないし、ガス代もばかにならない。

いろいろ見てまわってみたが、なかなか良いものが見つからない。
日本でこの手のもので有名なのはシャトルシェフかなと思い、そちらも調べていたとき、近所のホームセンターでシャトルシェフの特売をやっていた。
ほしかった温度計付のものではなかったが、ネットでも12,000円前後で売られているものが8,000円だったのだ。容量は4~5人用と少し多めの容量だったが、小さいよりはいいと思いすぐに購入してしまった。

説明書をいろいろ読むと、材料と調理方法によって加熱時間と保温時間がいろいろあるようで、これをいちいち調理のたびに調べながらやるというのはなかなか大変だと思った。
なので、豚肉を煮込んでスープと煮豚をとるというときは、10分~30分程度火にかけ、豚肉にある程度火が通った段階で保温鍋に入れて一晩おいておくことにした。煮豚はどうせ小分けにして再度火を通すものだし、保温鍋に入れっぱなしで数日経つという失敗をやらない限りはなんとかなるだろうと、すぼらな私は思ったのだ。
スープは、別な鍋かボールに移して荒熱をとり、その後冷蔵庫でもう一晩おいておく。こうすると、豚肉から出たラードが固まってとりやすい。ラードをとった後、冷凍保存袋に入れて冷凍し、使うときには袋から出して凍ったまま鍋に入れて解凍する。

案の定、豚肉はとろとろになり大成功。その後冷凍保存しておいても、解凍して調理した段階でも、脂がとろとろでふんわりやわらかい豚肉が食べられる。冷凍した豚肉を、更にシャトルシェフで角煮になんかにすると、煮崩れなしで美味しい角煮になってくれる。
とったスープは、シチューなどの煮込み料理のときに利用する。これも、シャトルシェフを使えば煮込みの間はほおっておける。前の日に作ったシチューは保温用の外鍋に入れておけば次の朝もまだ暖かいので、暖めなおすのも時間をかけなくていいのも魅力だ。

煮豚でだいたいのコツと仕様が理解できたので、その後さまざまな料理にシャトルシェフを利用している。
付属の料理本を参考にするときもあるが、ほとんどはだいたいの調理をガスですませ、煮込みをシャトルシェフに入れて行うというもの。保温用の外鍋に入れておく時間が短くしかとれないときもあるが、その間ガスで煮込んでみたところで結果はほとんど同じなので、それはそれでよしとすることにしたのだ。
ポイントとしては、最初のガス加熱である程度火は通しておき、最後に蓋を閉めて1分以上沸騰加熱し、その後蓋を開けずに保温鍋に入れること。保温後必ずもう一度ガスにかけて3分以上は沸騰させることの二つである(料理量にもよるので、時間はある程度目安)。保温前と保温後の過熱は、外から入った菌の繁殖を一度死滅させる効果もあるので、必ず行うようにしている。

一番感動したのは、パスタをゆでるときに1分ほど沸騰加熱させてから保温用の外鍋に入れて、パスタのゆで時間放置しておくとアルデンテにしあがる。パスタはものによっては10分ほどガスにかけておかなければならず、休日パスタが多い我が家ではかなりの節約になる。

また、ガス台が2口しかない我が家では、別な料理をするとき1口煮込み料理でふさがってしまうのが解決できただけでも、便利度は高い。

今年の冬は、去年テレビの情報番組で覚えた博多風の鶏の水炊きを、シャトルシェフで試してみようと思っている。
鶏の手羽を30分煮込んでから鶏肉を入れて更に30分煮込むというもの。手羽から出たコラーゲンが鶏肉に入り込んで、スープも鶏肉もとろとろに仕上がる。
テレビでは土鍋でやっていたが、土鍋の効能はあまり温度を上げすぎないということ。なら、シャトルシェフでやっても同じではないかと思ったのだ。
まだまだ暑いので、水炊きが食べたい気分ではないが、冬がきたら良い鶏肉を入手して試してみたいと思っている。



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