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◇ペットシッター2006年07月02日 01時50分59秒

久しぶりに長期(といっても一週間だが)に里帰りをした。
旦那が一週間の出張に出ることになり、結婚以来一人旅というのをしたことがなかったので、海外にでも行こうと思ったのだが、私の友達は仕事が忙しかったり、子供があったり、妊娠中だったりして、同行してくれる人がおらず、体調のことも考え実家に帰ることにしたのだ。
実家に帰るといっても、今回は実家を拠点に帯広以外の土地に行って、今までなかなかできなかった博物館めぐりなどをしようと思ったのだ。

しかし、いざ家を空けるとなると、うちにいる老猫のことが心配である。
今までは実家につれていっていたのだが、さすがに18歳にもなると、環境が変わるだけでもストレスになるため、二の足を踏んでしまう。
獣医さんに相談してみたところ、年齢的なことを考えると、これまで他の動物に接したことのない猫が、ペットホテルや機内で長時間ストレスを感じることは避けた方がいいと言う。
帰省自体を中止しようとも考えた。
しかし、こんな機会はめったにないことを思うと、どうしても中止することがしのばれる。
そこで、ペットシッターに頼むことにした。

猫の場合、飼い主がいなくても環境の方が優先されるため、家で留守番をする方がいいらしい。
ただ、一週間ともなると餌や水、トイレの始末などが必要になるので、一日に一回シッターさんに家に来てもらい、必要なことをしてもらうのだ。
留守中に知らない人が家に出入りすることを、最初は躊躇したが、背に腹はかえられない。
向こうも信用商売だろうから、よもやおかしなことはしないだろうと、考えることにした。

インターネットでペットシッターの店を検索し、家の近所で値段の手ごろなところに頼むことにした。
問い合わせたところ、一回1500円+交通費で一回2000円とのこと。
旅行の初日と最終日は自分でできるので、中日5日間頼むことにした。
ペットの飛行機代が、5キロ以下で片道5000円であることを考えると、同じ値段でストレスが少ないのなら、その方がいいとも思った。

担当してくれる人は、ペットの飼育に関する資格のある人で、自分でも犬や猫を飼っている経験者である。
預ける猫の癖や、必要事項を事前に打ち合わせをし、留守中の様子はメールで報告してくれる。
可能であれば、携帯で写真をとって添付もしてくれる。
留守中の郵便物の受け取りなどもしてくれるし、天候に合わせてエアコンの調節などもメールで打ち合わせをしてやってくれるのだ。
留守中に出たゴミも始末してくれるので、帰宅したときに生ゴミの匂いが家中に充満しているということもない。

おかげで、飼い主がいないというのに、留守中新鮮な餌と水にありつけたため一キロ太り、獣医さんに「普通は痩せたりするんだけどね」と言われてしまった^^;

それでも、人見知りをするうちの猫は、シッターさんが来ても自分のベッドから出ようとはしなかったらしい。
猫好きのシッターさんは、なんとか仲良くしようと思ったらしいが、まったく関心を示してくれなかったのでちょっと残念そうだった。

私が帰ったとき、さすがにさびしかったらしく、異常に甘えてきて、風呂に入ろうとしても「どこにいくんだ」と怒り出す始末だった。
それでも、留守中無事に過ごせたことで、次も何かの機会があれば、お願いしようと思ったりした。



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