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◇胃カメラ2006年10月19日 01時58分53秒

今月に入り、消化器内科の病院を替えたので、新規に胃カメラと腹部のCTスキャンを撮ることになった。
胃カメラは20代の頃初めて受けて、今回で6回目くらいになる。その都度別な医師によるものだが、何度か受けると胃カメラをする医師によって上手下手がすぐにわかる。

最初に受けたのはもう10年以上前のことだが、その頃は胃カメラ自体も大きくて大変挿入しづらかった。思えば、医師の技術もよくなかったのか、のどに多少傷がついてしまい、終った後に「麻酔がなかなかきかないようだけど、お酒を飲むのかな」と飲酒のせいにしていた。独身の頃はいざしらず、結婚してからは家で酒を飲む機会などほとんどなかったので、「お酒はほとんど飲みません」とむっとして答えたのを覚えている。

つくばのM病院のS医師には、3回お世話になったが、この医師は大変変り者で、診療のときと胃カメラなどの検査のときで顔が別人のようになるのだ。
診療の時に会うと、あまり表情をかえずに坦々と業務をこなす感じなのだが、検査のときに会うと嬉々とした表情で登場し、大変楽しそうなのだ。しかも、検査のときは白衣を着ず、私服である。まるでキャンプに行くような感じだ。
この医師は、診療のときもよく話を聞いてくれるし、一度検査の直前に具合が悪くなり、検査を延期することになったときも、やさしく「具合が悪くなったのは仕方ないので、また今度ね」と大変残念そうに話しかけてくれた。
大病院では、検査の医師は当番制で担当の医師とはちがう医師が行う場合が多いのだが、S医師は自分の担当する患者は必ず自分で検査をするらしく、3回の胃カメラも2回の大腸カメラも鼻からファイバーを入れて小腸を造影する検査のときも、必ず本人が検査を行い、患者と一緒にモニターを見て状況説明をしてくれ、技術も上手なのでとても安心しておまかせすることができたのだ。

去年胃カメラを受けたばかりなので、本来ならば今年はパスしたかったところだが、病院をかえたので仕方がない。
胃カメラは、基本的には前日の晩からの食事制限だけなので、大腸カメラなんかよりはずっと楽である。
今回で6回目になるので、今度の医師は上手でありますようにとだけ祈るばかりだったが、今回の医師は特別上手でも下手でもなかったけれど、状況説明が大変的確でわかりやすかったので、たいして緊張もせずに検査を受けられたのがよかった。

◇ロシア語を習う2006年10月19日 02時23分35秒

マウスで書くのはむつかしい^^;
ロシア語で「地下鉄」の筆記体
マウスで書くとさらにへぼへぼ^^;


ここ数年ロシア人との交流が多くなるにつれ、ロシア語が話せないことがもどかしく感じるようになった。
つくばにいる頃は、外国人は多いもののロシア人はなかなかいなくて、当然ロシア語教室なんかも皆無に等しかった。
しかし、今の町に越してからさんざん探したあげく、やっとロシア語教室を見つけたので、さっそく申し込んだのだ。

去年一年間、某国営放送のロシア語講座をビデオに撮り、教則本も毎月購入していたので、ロシア語がどんなものかという基本的なものはある程度頭に入っていた。
最初に覚えた言葉は「知りません」。「こんにちは」は挨拶の言葉の中でも発音が難しいらしいが、先生にはほめられた。
しかし、文字の数も33と英語よりもずっと多く、発音しない文字などもあるし、名詞や形容詞に性別があったりするので、覚えるのが大変なのだ。半端に知ってて多くを知らない。これが私の今の状況なのだと認識する。

とりあえず入門コースに入ることにしたが、電話で問い合わせたところ、現在のところ希望者が一人だけなのでもしかしたら中止になるかもと言われ、大変不安に思ったのだが、いざ初日に行ってみると、もう一人うちの近所に住むというOLさんが参加していて、2名でのスタートとなった。
マンツーマンもいいけれど、少人数でがんばった方が張り合いがでるので、彼女が参加してくれたことを本当に嬉しく思った。

最初は、ロシア語のアルファベットと、その文字の発音からだが、宿題で文字を筆記体で書いて覚えるように言われ、二十数年ぶりに英語の書き取り用の4本線のスペルノートを購入した。
実際に書いてみると、ロシア語の文字というのはずいぶんとくるくるしている。英語のTと同じ文字は筆記体で書くとmのようになる。そのほかにもmとかuとかに近い形の筆記体が続くので、文字がいったいどこで切れているのか、実際に書いている本人もわからなくなるのだ。
文字のつづり方も英語の筆記体とは微妙に違っていたりする。最近の中学校では、英語の筆記体を教えないことがあるようで、若い人の中には英語の筆記体が読めない人がいるということを、最近旦那から聞いた。ロシアでは、筆記体で書く人がけっこういるらしいし、筆記体と活字体の形が著しく違う場合があるので、形を覚えなければならないらしい。
ただでさえアルファベットの数が多いのに、さらにその倍…。
Mさんとは帰る電車が同じなので、「覚えられないよ~」と二人で電車の中で泣き言を言ったりしてみる。

あとひとつ、私には難関がある。p(英語のrに近いか?)の発音は巻き舌なのだ。先生は、ドルルルルルルルルルルルルとものすごい勢いで巻き舌をするが、実は私はこれができない。今まで何度となく練習したが、小学校のときできないことでばかにされつつも、結局できなかったのだ。
別な教室の日本人の先生は、「ロシア人にもできない人はいるし、それっぽく発音することは練習すれば大丈夫」と言ってくれたが、やはり巻き舌が上手にできた方がかっこいい。
昔、イタリア人の友達に「あなたは巻き舌できないから、イタリア語はだめね」とばかにされたのを思い出した。

二回目の教室の今日、とうとうpの文字を練習する日だったが、一緒の教室のOLのMさんもできない人だったので、ちょっと安心した^^;

明日から、また筆記体の練習をがんばらねば。鉛筆と消しゴムを使うこと自体久しぶりだが、ひとつひとつ覚えていくという作業はなかなか楽しいので、せいぜいMさんの足をひっぱらないようにがんばろうと思う。



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