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◇モニター新規購入2006年10月12日 04時15分09秒

調子の悪かったモニターは、やはり壊れていたらしく、WindowsでもMacintoshでも画面が暗くなってしまう。音はすれども姿は見えず。
トリニトロンのモニターが気に入っていたが、いまさらCRTを購入するのはどうかと思ったし、何しろパソコン屋の店頭には液晶モニターしかおいていない。
しょうがないので、液晶モニターの購入を検討することにした。

モニターが壊れたことを確認した夜、MacintoshとWindowsの両方からすべての配線をはずして裏側を見ると、ほこりの山である。特にMacintoshは自作のパソコンラックの下においてあるので、裏側から底から中までもすごいことになっていた。夜中なので掃除機が使用できないため、クイックルワイパーとぞうきんと綿棒で丁寧にほこりを払った。
パソコンの裏の電気配線もすごいことになっていて、次の日丁寧に掃除機をかけた。
以前勤めていたパソコン教室で、電気系統のほこりが原因で漏電して火が出たことを思い出し、ちょっとぞっとした。

地元の某大手電気量販店に行き、価格と性能を調べて三菱かナナオ(EIZO)のモニターを購入しようとあたりをつけた。
昔は液晶モニターというとものすごく高いというイメージがあったし、CRTでさえ14インチの安いのでも4万円以上はしたものだが、今では17インチでさえ2万円代から買えてしまう。パソコンの一般の普及で価格もかなり下がっているのだ。
パソコンを初めて購入したとき、本体とプリンターで100万円したことを思い出して、ちょっとため息が出た。ハードディスクでさえ、40Mで数十万円して、それでも「こんなにたくさんのファイルが入るのだ」と感動したのだ。それももう20年前の話である。フロッピーなんて、今の人は知らないんだろうな。

液晶モニターを選ぶ基準として、輝度、コントラスト、表示される色数などかあげられる。
画面がつるつるしているのとさらさらしているのとあるが、つるつるしているモニターはいやだったので、さらさらのモニターを店頭で見比べてみた。
三菱のダイヤモンドトロンのモニターもそこそこ綺麗だが、同じくらいのスペックでも画面を見るとナナオの方が数段綺麗に見えるのだ。
某大手電気量販店のモニター売り場では、カラーバーや動画など同じ画面が表示されているが、三菱などと比べるとナナオの方が色も綺麗に表示されている。特にグレーのグラデーションは、ナナオが一番綺麗に色を再現しているように思えた。

ナナオはモニターメーカーの大手だし、DTPをやる人間にとってはあこがれのメーカーでもある。今までナナオのモニターがほしくても、CRTの時代は同じ17インチのモニターでも、他のメーカーよりも2万円以上高かったので手が出なかったのだ。
液晶の時代になって、ナナオも他のメーカーよりも多少高いが手のでない価格ではない。

一番ほしかったのは、ナナオのS2000という20インチのモデルだったが、これは9万円代だったので除外。
19インチを見て、液晶のタイプのちがう7万円代のS1921-SAというモデルと6万円台のS1921-SHというモデルとどちらにしようか迷ったあげく、6万円代のS1921-SHにした。液晶のタイプ的にはSAの方が上だが、SHは背面にスピーカーが内臓されているのと、縦型にもシフトチェンジできるので、ページものの編集をするときに便利かと思ったのだ。

家に戻って配線し、Macintoshでモニターの調整をすませると、画面が大変綺麗でうっとりするが、Windowsに切り替えるとちょっと明るすぎる気がする。電気信号が入ると自動的に設定が切り替わるような仕様になっているが、Windowsの方はこれでも十分だと思ったので、特に調整はしなかった。

ふと隣を見ると、旦那のSONYのCRTがまだ健在である。
CRTと見比べると、見た目は液晶の方がずっと綺麗であるはずなのだが…、やはり長年CRTになじんでしまっているせいか、ちょっとうらやましく思ったりもする。
逆に旦那は、私が液晶の新しいモニターなので、それがちょっとうらやましいらしい。
でも交換する気はさらさらないので、早く液晶モニターになじめばいいなあと思ったりする。

◇ヨーグルトソースのムサカ:レシピ2006年10月12日 23時30分40秒

実家から男爵が山程送られてきたので、ギリシア料理「ムサカ」を作ってみた。
ムサカは、アテネオリンピックのときにテレビの料理番組で紹介されていたもので、もともとはナスとじゃがいもをトマトソースとベシャメルソースをかけてオーブンで焼くというものらしい。
オリーブオイルたっぷりベシャメルソース(ホワイトソース)もこってりで、ちょっと腹にもたれる感があったので、もう少しさっぱり食べられるように、ベシャメルソースをじゃがいものヨーグルトソースにアレンジしてみた。

今回は、かぼちゃもあったので、なすとじゃがいもにかぼちゃも加えてみた。かぼちゃの甘味がトマトソースのすっぱさとマッチして、なかなか美味だった。

■材料(量はけっこう適当です)
なす 2本
じゃがいも 4個(3個が具材で、1個はソース用)
ひき肉 200gくらい(牛肉がベストだが、豚肉や合挽でも可)
たまねぎ 1個
にんにく 2かけ
トマト缶 1缶(トマトペーストなどでも可)
無糖プレーンヨーグルト 200cc
オリーブオイル、パルメザンチーズ、塩、黒コショウ、ナツメグ、シナモンクミンは適宜

■作り方
A.具材
※基本はなすとじゃがいもらしいけれど、ピーマンとかキャベツとか色々入れてもおいしいと思う。かぼちゃはなかなかベストマッチだった。

A-1.なすを皮ごと輪切りにし小麦粉を薄くまぶして、フライパンにオリーブオイルを熱して炒める。火が通ったら、皿に移しておく。
A-2.じゃがいもの皮をむいて輪切りにしたものを、なすを炒めたフライパンで炒める。
A-3.他に具材があるときは、じゃがいもに火が通ってから同じようにフライパンで炒める。
A-4.じゃがいもに火が通ったら、なすをフライパンに戻して塩、黒コショウで薄めに味付けをし、最後にパルメザンチーズをまぶしておく。

B.トマトソース
※本当なら固形スープの素などを利用してもう少しコクを出すようにするらしいが、私は市販のスープの素の類が苦手なので利用しなかった。トマトからもたまねぎからも肉からも旨味は出るので、それで十分かとも思う。
面倒なら市販のミートソース缶を使えば、肉もトマト缶もいらないけど、にんにくとたまねぎだけは足した方がいいと思う。
シナモン、ナツメグ、クミンなどは普段使わないので、ミックスペパーのようなもので代用してもいいかもしれない。なければないでもいいが、ないとただのミートグラタンのようだから、あった方が風味が楽しめる。

B-1.たまねぎとにんにくをみじん切りにする。
B-2.オリーブオイルでにんにくを弱火で炒め、香りが出てきたらたまねぎを加えて炒める。
B-3.たまねぎが透明になってきたら、ひき肉を加えて肉汁が透明になるまで炒める。
B-4.トマト缶を加え煮立ってきたら、塩、黒コショウ、ナツメグ、シナモン、クミンなどの調味料で味を整える。
B-5.煮汁が少なくなるまでそのまま弱火で煮込む。

C.ベシャメルソースもどきのじゃがいものヨーグルトソース
※本来ならベシャメルソースを使用するらしいが、ベシャメルソース自体こってりしているので、私はヨーグルトソースを代用している。ヨーグルトソースの方がさっぱり食べられるので気に入っている。じゃがいものでんぷん質でとろっとするので、見た目はホワイトソースとかわらない。
面倒な人は市販のホワイトソース缶を使うのが一番いいかも。もちろん、こってりが好きな人は、ベシャメルソースを自分で作るのが本格的。

C-1.じゃがいもの皮をむき小さく切って、やわらかくなるまで茹でる。電子レンジでも可。
C-2.やわらかくなったじゃがいもの水をきって、ボールの中でへらでマッシュし、ヨーグルトを加えてねるように混ぜる。ソースの濃度はヨーグルトで調節する。マッシュしたじゃがいもをフードプロセッサーでヨーグルトと混ぜても可。
C-3.塩、黒コショウを加えて味を整える。

D.焼く
※本来ならチーズを乗せて焼くようだが、私はパルメザンチーズで代用した(単にチーズを買い忘れたから(^^;))。チーズをのせるとこってりする。さっぱり食べたい人は、パルメザンチーズかモッッアレラチーズがお勧め。なくてもおいしく食べられます。

D-1.耐熱皿にオリーブオイルをうすく塗り、じゃがいもをしきつめ、その上にトマトソースをまんべんなくしく。その上になすをしきつめ、またトマトソースをしき、段々の層にしていく。
D-2.一番上にトマトソースをのせ、その上にヨーグルトソース(ベシャメルソース)をのせ、その上にチーズをちらす。
D-3.あらかじめ温めておいたオーブンで、200度で15分〜20分ほど焼く。表面にこげめがついてきたらできあがり。

肉は、羊肉を細かく切って使うとクミンやナツメグともよく合うのではないかと思う。他のレシピを見ると牛肉と書いてあるが、うちは牛をほとんど食べないので、今回は豚肉にした。
トマトソースを使うけれど、間にトマトの薄切りを入れてもおいしいと思った。

手順を書くと大変面倒そうに見えるけれど、AとBは同時進行できるし、準備自体は15分ほどですんでしまう。野菜をたっぷり食べられるので、思った以上にヘルシー。肉の量を少なくすれば、もっとヘルシーになるかも。



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