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◇クリスマスにシャトルシェフで水炊き2009年12月26日 03時24分15秒

毎年、クリスマスには外に食べに行くか家でごちそうするか、とても迷う。
我が家は12月の行事が多いし、クリスマスは大掃除の真っ最中なので、外に食べに行ったほうが楽なのだ。
しかし、今年はいろいろ考えて、家で食べることにした。

昔は家でクリスマスとなると、かなり気合入れてごちそうを作ったのだが、結局旦那は年末で帰りが遅いし、暖かい料理を用意するには、時間との戦いが必要になりかなり面倒である。しかも、そういうときに限って年賀状がまだできていなかったり…。
それで最近のクリスマスのメニューは、水炊きとケーキである。
子供がいるわけでないので、大ごちそうは必要ない。「クリスマスに鶏」という安易な発想なのだが、以前はプディングまで作っていたので、それから比べるとかなりの楽さである。
ちょっといいお肉を奮発したのと、普段はないワインと梅酒があるので、これで十分とする。

水炊きは、「NHK ためして合点」でやっていたガッテン流 博多風水炊き
放送時に試して、ちょっと面倒だけどこのやり方がとてもおいしいので、気に入っている。
うちでは、シャトルシェフを使ってちょっとアレンジする。

ガッテン流では、土鍋に手羽を入れて30分、さらにお肉を入れて30分なのだが、うちではシャトルシェフの内鍋に水と手羽を入れ、沸騰して5分後に外鍋に入れて30分。一度内鍋を出して、お肉を入れてコンロにかけて、沸騰したら外鍋に入れて30分以上。
あとは、食べるときに内鍋の中身を土鍋に移し、コンロにかけて野菜を入れ、沸騰したら火を消して5分~10分放置で食べる。
鍋が二つになるので洗い物は増えるが、一時間も火にかけておくのは面倒なので、こうしている。
土鍋をタオルや座布団でまいて保温すればいいのだろうが、なんとなくそちらの方が面倒なので、せっかくあるシャトルシェフを活用する。
ずっとついていられるときは直接土鍋でもいいのだが、「あ、あれも買い忘れた」とか「あれをやらねば」と、ついつい台所から脱走しなければならなくなるので、そういうときには本当にシャトルシェフは重宝する。

今年はコラーゲンスープを、手羽先と鶏のひざ軟骨でとった。
お肉は余分な皮を掃除し、とった皮はフライパンでカリカリになるまで熱して脂を落とし、カリカリの皮は鍋に、脂は別な容器に入れて冷やして鶏油にした。
(この鶏油は本当に便利だ。鶏肉料理のときは鶏肉の風味が増すし、滋養強壮にもいいらしい。もともとは捨てるものだと思って、手間だけど鶏油をとることに耽溺しているw)

旦那が帰宅したのは夜9時近く。
まずケーキを食べてから(鍋を先に食べると、ケーキを食べられなくなるから)、ワインを空けて鍋をつつく。
鍋の中身は、鶏肉(もも、手羽先、ひざ軟骨)、キャベツ、長ネギ、しいたけ、えのき、まいたけ、くずきりである。
スープは、コラーゲンが出て、表面に膜が張っている。
最初にスープを塩で、次にお肉を食べて、そして旦那がゆずの汁を搾って柚子酢を作っておいたのを、醤油と鍋のスープで割って、柚子ぽん酢で野菜と一緒に食べる。
食感の違うカリカリにした皮とひざ軟骨の風味がよく、鍋の中でいい仕事をしている。
軟骨は以前、胸にあるヤゲンと呼ばれる部位でやったことがあるが、鍋に入れるとすぐに溶けてしまう。
それはそれでコラーゲンが出るのでいいのだが、ひざ軟骨だと骨がヤゲンよりも硬いので、鍋の中でなくなってしまうことがなかった。
あまり見かけることのない部位なので、頻繁に使用できるものでもないが、また見かけたら使ってみたいと思う。

食べ切れなかったので、25日も食べて、最後に雑炊にした。
ごちそうさまでした。




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