◇西二条通りの廉売 マルヒロセンター ― 2006年05月30日 17時30分39秒
帯広の西二条にある、かじのビルとその隣のビルの間だったと記憶する(不確か(^^;))。
ビルとビルとの間の、人が二人も並べばきついくらいの幅のスペースに、廉売 マルヒロセンターはあった。
昔からあるお店が多く、年配向けのおしゃれグッズが売られていた。
しかし、時は80年代半ば。蛍光色が流行したその年、それまで年より向けだったシースルーの蛍光色スカーフが人気で、廉売で一枚80円くらいで売られていたので、よく廉売に通った。
そのほかにも、アナクロキッチュなアイテムが多く、「なんでこんなものに若いものは…」と廉売のおばちゃん達は思っていたに違いない。
ものすごくくだらないものに、愛着を感じる時代だった。
帯広の「まち」が「街」でなくなりつつある昨今、西二条には足を向けなくなってしまったが、かじのビルはまだ健在と聞く。
廉売もまだあるのだろうか…。
ビルとビルとの間の、人が二人も並べばきついくらいの幅のスペースに、廉売 マルヒロセンターはあった。
昔からあるお店が多く、年配向けのおしゃれグッズが売られていた。
しかし、時は80年代半ば。蛍光色が流行したその年、それまで年より向けだったシースルーの蛍光色スカーフが人気で、廉売で一枚80円くらいで売られていたので、よく廉売に通った。
そのほかにも、アナクロキッチュなアイテムが多く、「なんでこんなものに若いものは…」と廉売のおばちゃん達は思っていたに違いない。
ものすごくくだらないものに、愛着を感じる時代だった。
帯広の「まち」が「街」でなくなりつつある昨今、西二条には足を向けなくなってしまったが、かじのビルはまだ健在と聞く。
廉売もまだあるのだろうか…。
コメント
_ TS ― 2010年06月11日 08時32分51秒
_ makura ― 2010年06月11日 16時09分53秒
それを言ったのは、たぶん私か、私の周辺にいてあの日くだんのバンドのコンサートを見た人だと思う(^^;)。
事実、私を含めてあのコンサートに行った友人で、当日マルヒロセンターにマルヒロスカーフを買いに行ったのに、売り切れて買えなかったという人は何人かいました。
くだんのバンドは1985年に最初の大ヒットシングルをひっさげ、全国ツアーの一環として旧勤労者福祉センターで帯広でもコンサートを行い、会場に来ていた観客(の一部)は、腰にたくさんのマルヒロスカーフを身に着けていたバンドボーカルを見て、「すごいマルヒロだ」と思ったのでした。
もちろん、コンサート帰りの話題はマルヒロでした。
そして、まさかの後日談。
ボーズ頭のボーカルとドラマーが、数年後にテレビに出ているのを見ていたときのこと。
コンサートである地方都市に行くと、町行く人がすんごいかわいいスカーフを身に着けているのを見て、それを売っている店のスカーフを買い占めたという話をしていました。
その地方都市がどこかとか、スカーフを見てどうやって売っているところを調べたのかは不明ですが、それを見ていた私は「マルヒロだ」とやっぱり思ったのでした。
あのスカーフは、私の高校でものすごく流行っていて(よその高校で流行っていたかどうかは不明)、みんなマルヒロで買っていたので「マルヒロ」と呼んでいました。
というか、マルヒロ以外で売っているのを見たことがなかった。
当時、蛍光靴下とかも流行っていて、あのキッチュなスカーフがその靴下にとてもマッチしており、価格も安価ということで、私の周辺では爆発的なヒットでした。
マルヒロセンターの数箇所のお店で売っていたけれど、お店のおばちゃんはみんな「こんな年寄りのするものを、なしてみんな買っていくのか、今の若い人はわかんないねぇ」と言っていましたが、こんなド蛍光のスカーフをどこのおばちゃんが身に着けているのだろうと、そっちの方が不思議でした。
でも、後日おばあさんが身に着けているのを見て、それはそれでありかなとも思ったり。
黄色、オレンジ、緑、ピンク、水色とそれに白い水玉模様が入ったものなどいろいろな種類があって、取り合わせでアクセントにするのが楽しかったです。
でも、すごくうすいので、すぐにひっかけてだめになっちゃうのが玉に瑕でした。
事実、私を含めてあのコンサートに行った友人で、当日マルヒロセンターにマルヒロスカーフを買いに行ったのに、売り切れて買えなかったという人は何人かいました。
くだんのバンドは1985年に最初の大ヒットシングルをひっさげ、全国ツアーの一環として旧勤労者福祉センターで帯広でもコンサートを行い、会場に来ていた観客(の一部)は、腰にたくさんのマルヒロスカーフを身に着けていたバンドボーカルを見て、「すごいマルヒロだ」と思ったのでした。
もちろん、コンサート帰りの話題はマルヒロでした。
そして、まさかの後日談。
ボーズ頭のボーカルとドラマーが、数年後にテレビに出ているのを見ていたときのこと。
コンサートである地方都市に行くと、町行く人がすんごいかわいいスカーフを身に着けているのを見て、それを売っている店のスカーフを買い占めたという話をしていました。
その地方都市がどこかとか、スカーフを見てどうやって売っているところを調べたのかは不明ですが、それを見ていた私は「マルヒロだ」とやっぱり思ったのでした。
あのスカーフは、私の高校でものすごく流行っていて(よその高校で流行っていたかどうかは不明)、みんなマルヒロで買っていたので「マルヒロ」と呼んでいました。
というか、マルヒロ以外で売っているのを見たことがなかった。
当時、蛍光靴下とかも流行っていて、あのキッチュなスカーフがその靴下にとてもマッチしており、価格も安価ということで、私の周辺では爆発的なヒットでした。
マルヒロセンターの数箇所のお店で売っていたけれど、お店のおばちゃんはみんな「こんな年寄りのするものを、なしてみんな買っていくのか、今の若い人はわかんないねぇ」と言っていましたが、こんなド蛍光のスカーフをどこのおばちゃんが身に着けているのだろうと、そっちの方が不思議でした。
でも、後日おばあさんが身に着けているのを見て、それはそれでありかなとも思ったり。
黄色、オレンジ、緑、ピンク、水色とそれに白い水玉模様が入ったものなどいろいろな種類があって、取り合わせでアクセントにするのが楽しかったです。
でも、すごくうすいので、すぐにひっかけてだめになっちゃうのが玉に瑕でした。
_ ぽん助 ― 2021年12月04日 12時24分38秒
母親が「れんばい」と言っていたのを憶えていますが、今まで「連売」と理解していました。マルヒロセンターの名称など、今の今まで知らないでいました。5年前、15年ぶりに帰帯しましたが、なくなっていたのか変わっていたのか印象に残っていません
駅前がゴーストタウン化していたのと、バスの運行本数が激減していたこと、中央公園が荒れていたこと(冬だったから?)、帯広川の両岸が手入れされていなかったことなど、いろいろともっと衝撃を受けることがありました
かと思えば半世紀前にも見た覚えがあるアパートや平屋の借家が残っていたり、「古き」だけど「佳き」になっていない残存物も心に刺さりました
https://ameblo.jp/ponsuketanuki/entry-12636627990.html
駅前がゴーストタウン化していたのと、バスの運行本数が激減していたこと、中央公園が荒れていたこと(冬だったから?)、帯広川の両岸が手入れされていなかったことなど、いろいろともっと衝撃を受けることがありました
かと思えば半世紀前にも見た覚えがあるアパートや平屋の借家が残っていたり、「古き」だけど「佳き」になっていない残存物も心に刺さりました
https://ameblo.jp/ponsuketanuki/entry-12636627990.html
_ makura_ ― 2021年12月21日 00時21分18秒
ぽん助さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
柏林台の方なんですね。あのあたりは、ここ20年くらいで道路が広くなったり、市営住宅が建て替えになったりで、古いものはより古く、新しいものはなんだか中途半端な感じになったような気がします。
私の実家のある団地も市営住宅が建て替えられましたが、建て替えられてもちっとも新しく見えないところがすごいです。
マルヒロセンター。廉売という言い方は帯広に限ったことではなく、ああいう細い路地にお店が連なっているところを廉売といいます。昔の闇市みたいな感じなのかなという印象。私の祖母も廉売と呼んでいたので、マルヒロセンターという名前がついていることに気づくには、ずいぶん時間がかかりました。
マルヒロセンターは、昔あった雑貨を売っている小さな商店はなくなり、飲食街が入って屋台街とつながっています。帯広の新しい観光名所になっているので、一度夜に足を運んでみてはいかがでしょうか。
コメントありがとうございます。
柏林台の方なんですね。あのあたりは、ここ20年くらいで道路が広くなったり、市営住宅が建て替えになったりで、古いものはより古く、新しいものはなんだか中途半端な感じになったような気がします。
私の実家のある団地も市営住宅が建て替えられましたが、建て替えられてもちっとも新しく見えないところがすごいです。
マルヒロセンター。廉売という言い方は帯広に限ったことではなく、ああいう細い路地にお店が連なっているところを廉売といいます。昔の闇市みたいな感じなのかなという印象。私の祖母も廉売と呼んでいたので、マルヒロセンターという名前がついていることに気づくには、ずいぶん時間がかかりました。
マルヒロセンターは、昔あった雑貨を売っている小さな商店はなくなり、飲食街が入って屋台街とつながっています。帯広の新しい観光名所になっているので、一度夜に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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当時この蛍光スカーフの事を、「マルヒロ」 と呼んでいた。
ある時、知人が「マルヒロ」を買いに行ったら、すべて売り切れて
いたそうな。
不思議に思った知人が店のオバチャンに質問してみると、
少し前に、ボーズ頭の男が全部買い占めていった、との事。
・・・この日、帯広では、ある人気ロックバンドのライブがあったそうな。
ライブのオープニング、ステージ上には、色とりどりのマルヒロを身にまとった
ボーズ頭のボーカルが・・・
都市伝説かっ!!
・・・コレ、誰に聞いたんだっけ?