◇今年の春の花 ― 2009年04月05日 00時53分38秒

今年の桜は、開花宣言してからが長かった。
ずーっと寒い日が続いたせいか、満開になったときにはすでに葉が出ているものもちらほら。
いつもは梅が終わって桜に移動するまでは、コブシや木蓮、ミモザなんかを順番に楽しめたのだけど、今年は梅が一気に終わってしまった後寒さが続いたので、なんとなく間が空いてしまった感じがする。
この土日は天気が悪いとのことだったので、金曜の夜に花見弁当を買って桜の木の下で食事をした。金曜の夜は風もなく、比較的暖かかった。
近所の桜の名所をあちこち移動していると、一箇所に2グループくらいづつ敷物をひいて花見をする人たちがいた。
まだ夜8時頃というのに、すでに酔っ払って桜並木を千鳥足で歩く二人組のおじさんは、「桜なんてどこにさいてんだよ~」と一人が叫ぶと、「目の前にさいてんじゃんか」ともう一人が突っ込み、わははははと大声で笑いながら去っていった。
コブシはもうそろそろ終わりかな。朱木蓮はまだだけど、白木蓮は今が盛り。道に迷った先にあった初めて見る小学校の校庭では、大きな桜の木と同じくらいの高さのこぶしの木が満開で、通りかかりに見るとずいぶんでかい桜が咲いていると見間違えてしまった。
つくばにいたときには、街路樹の真弓やハナミズキがこの後楽しめたけど、今いる町では真弓やハナミズキを植えている家があまりないようで目にしない。
その代わり、友人が何度聞いても名前を覚えられないという梅に似た丸い花で、一本の木に白やピンクの花がまざって咲く木が花盛りだ。ネットで調べてみたけど、ボケや「思いのまま」という種類の梅とはまたちょっと違うような気がする。
ひょいと下の方を見ると、ラッパ水仙やチューリップが早々と花をつけている。
今年の春は、早咲きだったり遅咲きだったりと、いろいろと忙しい。
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