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◇プレミアム8<紀行> 世界一番紀行「世界で一番寒い村」 NHK BS-hi2009年04月02日 02時04分55秒

NHKのBS-hiで口琴の国、ロシアのサハ共和国の話題を放映するという情報を口琴仲間が教えてくれたので、さっそくビデオをセットした。
先日行われた国際口琴フェスティバルin東京part2“花”でも、急遽来日したサハの口琴奏者キム ボリソフとも再会し、彼のすばらしい演奏を聴いたばかりだ。

番組の内容は、日本の俳優がサハの一般家庭に入ってその生活を体験したり、地元の学校に行って子供たちと交流したりと、なんとなく「世界ウルルン滞在記」みたいな感じ。
世界で一番寒い村としてギネスブックにも載っている、サハ共和国の内陸部にあるオイミャコン村が舞台。村で測定された最低気温の記録は-71.2℃らしい。

私の記憶のはっきりしている体験した最低気温が、うまれ故郷の帯広での約-30℃なので、冬のピークにはその倍以上にはなるということだ。
今はもうこちらでの生活になれてしまって、あのきんきんに冷えた空気の感覚を忘れがちになっているが、リポーターが手が冷たいのを通り越して痛くなっているのを見て、「ああ、昔は雪球を作るときとか、湯沸かし器がなかったときにはああなったなあ」と思い出す。あったかくなってきたら、今度はじりじりとかゆくなるんだ。

リポーターがオイミャコン村で唯一の学校に行き、民族音楽クラブで口琴に出会う。
サハの伝統的な口琴の演奏方法や、鳥などの模倣を声で行う歌唱技法など、アリビナ ジェグチャリョーヴァが私たちの前で見せてくれた超絶技巧が、しっかりと受け継がれている。
担当の先生が、「日本にも口琴があります」と紹介したのは、スピリドン シシーギンが作った彼のコレクションカタログ。
日本で作られた口琴として、目次さんの伯光口琴や、うちの旦那考案の割りピン口琴、S2さんの口琴などが紹介されたページが、ちょっとの間映し出されていた。

サハの民族音楽クラブの部長さんは、口琴の音はとても癒されると言っていたのが印象的だった。

ところで、セットしたビデオはチャンネル違いで録画に失敗。古いHDDビデオなので、BSのセットが面倒なのだ。
再放送が何回かあるらしいので、そちらでチャレンジしたい。


NHK BS-hi プレミアム8<紀行>
http://cgi4.nhk.or.jp/topepg/xmldef/epg3.cgi?setup=/bs/premium8-wed/main

コメント

_ tonton ― 2009年04月17日 22時06分24秒

私もこの番組を見ました。世界で一番寒いってどんな感じなんだろうと、興味津々でした。シベリヤの奥地、北極より、エベレストよりも寒い地方で、日本人そっくりのモンゴロイド系の人々が南から追われて定住したという。そこでの生活は電気こそあるけど、水は川から給水して薪で暖を取っている。どこへ行ってもオイミャコンに帰りたくなると若い女の子が言っていました。気温は低いし、食料も限られているし、遊ぶものも少ないのに、村人の心は素朴で豊かな心で満たされていると感じました。
この感動を伝えたくて、録画を孫や子供達と一緒に何度も見ています。

_ makura ― 2009年04月18日 03時53分34秒

tontonさん、コメントありがとうございます。
私も4月から始まったこの番組、毎週楽しみにしています。

私は縁があって、サハ共和国の方々と何度かお会いする機会があったのですが、彼らの自分たちをとりまく環境に対する造詣の深さ、愛情の深さは、本当にすばらしいといつも思います。
番組では紹介されていませんでしたが、サハの夏の気温はプラス35度くらいまでは上がるようで、夏と冬の寒暖の差が100度以上になることもあるそうです。日本の夏のようにじめじめはしていないものの、からっとしていてもやはり夏は暑いそうです。

二回目に放送した中国の「世界で一番長寿の村」の人々や、三回目に放送したノルウェーの人々もそうでしたが、みんな自分のおかれている環境を愛しているし、誇りに思っていたりするのが印象的です。もちろん、そういう番組の作りをしているのだろうとも思いますが、私ももっと自分の近くにあるものを、いとおしいと思えるくらいちゃんと知りたいと思ったりしました。

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