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◇ヨーグルトと豆乳のビーフストロガノフ:レシピ2009年10月20日 03時53分07秒

 
 
昔、ビーフストロガノフの素みたいな、シチュールーのようなものがあり、新し物好きの母が買って何度か作ってくれたのが好きだった。
しかしいつのまにか近所の店の店頭から姿を消し、我が家の食卓にはビーフストロガノフがあがることはなくなった。
それでも、なんとなく記憶のすみにある「ビーフストロガノフが食べたい」と思っていて、レストランなどにあると食べたくなってしまうのだった。

ちょっと前にまた「ビーフストロガノフが食べたい」と欲求が湧き上がってきたので、ネットでレシピを検索すると、いろんなビーフストロガノフがあって迷ってしまう。生クリームを使ってこってりというのもあれば、ドミグラスソースを使うものもある。

本格的に凝って作るのも楽しいが、今回は簡単にさっと夕食に作りたい。本当だったらサワークリームを使うのだが、昔何かでヨーグルトと生クリームで代用できると聞いたことがあった。
しかし、サワークリームも生クリームもふだんは家にない食材である。買ってあまるともったいない。

そこで、生クリームでいいのであれば、牛乳とバターでいいのではないかと考えた。さらに、我が家では牛乳をふだん買わないので、牛乳の代わりに豆乳を使うことにした。
ヨーグルトとバターと豆乳との相性も悪くなく、美味しくできたので気に入っている。


■材料(2人分)
牛肉(切り落としのような薄い肉)…200gくらい
きのこ(好きなものを)……好きな量
玉ねぎ……1個
オリーブオイル……小さじ1
プレーンヨーグルト(無糖)……100cc
豆乳(無糖)……100cc
白ワイン(なければ水)…50cc
小麦粉……大さじ1~2
バター……10gくらい
塩……小さじ1くらい
こしょう……適宜
ごはん……二人分

■手順
1.玉ねぎをスライスし、電子レンジでラップをして2分過熱する。

2.牛肉は2cm~3cmくらいの食べやすい大きさに切り、全体に小麦粉をまぶしておく。

3.きのこは石づきをとり、マッシュルーム、エリンギ、椎茸のようなカサの大きいものはスライスしておく。舞茸やしめじのようなものは、ばらしておく。

4.ヨーグルトと豆乳をボールに入れ、あわせておく。

5.フライパンを加熱してオリーブオイルを入れ、電子レンジで加熱した玉ねぎを弱火で全体が濃いめのきつね色になるまで炒める。

6.火を中火にし、5に牛肉を入れて、半分ほど火が通るまで炒める。

7.6にきのこを入れて、さっと炒めたら、白ワイン(水)を入れてふたをし、弱火で1分ほど蒸す。

8.7にバターとヨーグルトと豆乳のあわせたものを入れて、全体をなじませ、少しとろみが出てきたら塩とコショウで味付けをする。

9.皿にごはんを盛り、その横にビーフストロガノフを盛り付けて完成。


●ポイント
※豆乳を使うことでちょっとコクが足りないと思いバターを使っているが、これは好みで省いてもいいと思う。

※とろみは肉にまぶした小麦粉で出しているが、最後にとろみが足りないと思っても、全体がとろとろしているのであれば小麦粉は足さないほうがいい。途中で足すと最後にとろみがつきすぎるので、とろみを多めにしたいのであれば、最初に小麦粉を多めにする。

※玉ねぎは「全体が濃いめのきつね色」がポイントなので、先に電子レンジで加熱しておくと、早く茶色になる。最初から炒めるときは、焦げすぎないよう注意。

※豆乳とヨーグルトは、サワークリームの代わり。サワークリームで作るのであれば、これはいらない。また、豆乳ではなく牛乳や生クリームで作っても可。

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家では最初、ありあわせの材料で作ったので、「チキンストロガノフ」だった。肉は牛肉でなくても、鶏肉でも豚肉でもおいしい。その時の安い肉の切り落としみたいなのがあれば、簡単に作れる。

ご飯をサフランライスとか、バターライス、ガーリックライスなどにすると、より香ばしいと思う。また、パスタなどにかけてもいいし、ゆでたじゃがいもにかけてサラダ風にしてもいい。

多くのレシピには、マッシュルームを使うとあるが、きのこが美味しい季節なので、好きなきのこを使うと今時期はいいと思う。特に舞茸は香りもいいのでお勧めだ。

Wikipediaの「ビーフストロガノフ」のページによると、

「16世紀初頭にウラル地方で成功した豪商・ストロガノフ家の食事と料理が好きな当主が深夜、小腹が空いて起きたものの家人や使用人は全員眠っていたため有り合わせの材料で料理を作ってみたら旨かった事から出来た料理だと言われている。」

とあるので、ありあわせの材料で作るのは正しいといえるのではないかw。
ここには、煮込みのときのトマトを入れる場合もあると書いてあるので、この次のときにはトマトを入れてみようと思う。
この日は、トマトはヨーグルトスープにしてしまった。このほかに、昨日買ってあまったやきいもに、溶かしバターと擂りゴマをまぶして、塩コショウで味付けしたものと、ブロッコリーの塩コショウ炒めと一緒に食べたので、この日は久しぶりに塩コショウで味付けした日になった。

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トマトのヨーグルトスープのレシピはこちら
http://makura.asablo.jp/blog/2006/08/29/502925

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