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◇ベトナム旅行記04 ~空港と行きの飛行機~2012年04月21日 03時14分16秒

■出発ロビーで
行きの飛行機は、成田からホーチミンのタンソンニャット国際空港への直通便で、17時50分発。到着は現地時間で22時20分の予定だ。
出発が遅いので、家を出るのもお昼頃。旅行日程の一日目は、移動だけで終了だ。
成田エクスプレスの中で、駅で購入した崎陽軒のシウマイ弁当を昼食にする。
成田エクスプレスは非常にすいていて、空席が目立つ。

3時頃成田空港へ到着する。
JRから出発ロビーに行く途中の両替屋で、ベトナムドンへの両替が可能という立て看板に出会う。日本国内ではベトナムドンには両替できないと聞いていたのだが、ここでは可能な様子。

以前トルコへ行ったときに、荷物受け取りの時や、送迎のガイドさん達にチップを渡したかったのに、お金を持っていなくて困ったことことを思い出す。
それに、現地の到着時間が遅いため両替ができないかもしれないと、レートは少し高めだが、1万円だけ両替する。
しかし、空港からホテルまでは旅行会社の送迎バスが来ていて、他のツアー客もたくさんいたし、チップも不要で、これはまったくの懸念に終った。

現在ベトナムでは、ベトナムドン以外の通貨が政府の方針で使いにくくなっているため、空港からタクシーでの移動の場合は、あらかじめ替えていったほうがいいのかもしれないが。

喘息吸入器
喘息の吸入薬

チェックインはすでにWEBですませているので、荷物カウンターへ。出発の飛行機がないためなのか、出発ロビーは人がまばらだ。
念のため、機内持ち込みする喘息の発作時の吸入器の持ち込みについて確認する。機内はスプレー缶などは持ち込み禁止だが、医療器具等は例外が認められている。
…はずなのだが、カウンターであちこちに確認されてしまい時間をとられ、10分ほど待たされてやっと許可がおりた。

しかし、いざ買物へと出かけると、館内放送で呼び出しがかかっている。
再度カウンターへ行くと、すでにホーチミン行きのお客がごった返していて、空いているスタッフがいない。呼び出しておいて、それはないだろうとイライラしていると、名前を呼ばれてやっと対応してもらえた。
呼び出された理由は、医療機器の場合は現物を荷物係に確認しなければならないのに、それが完了されていなかったからだとのこと。
さっき10分待たされたのは、いったいなんだったのか。
「こういうのを持ち込む人ってめずらしいのですか?」と聞くと、「そうではないのですが、こちらの不手際で申し訳ございません」との返事。
「ホーチミンでもいろいろと面倒ですか?」と聞くと、本当に危ないと判断された場合は止められるので、向こうでは申告しなくていいと言われた(マジ?(^^;))。


成田空港出発ロビー内のスタンプ

免税店はいつも楽しみだが、今回は服装が服装のせいか、化粧品などの売り場に行くと、店員がぎょっとした目で見ている。
唯一、アナスイの店員さんが接客に力を入れてくれたが、ようじやで紙石鹸を買うだけにした。
乾燥しているせいか爪が割れてしまったので、インフォメーションのお姉さんに爪切りを借りたいと申し出るが、成田の中では刃物は厳禁。それは爪切りも同じらしい。爪ヤスリもないといわれ、しかたないのでそのままにする。

搭乗まで時間があるので、カフェで一服する。
後ろで誰かが「日本に戻ってきたら、地震で日本が沈没していたりして~」と大声で話していて、非常に不快な気分になる。


■行きの飛行機
行きの機内食
行きの機内食。
手前左から、あられミックスのお菓子、野菜サラダ、チキンの照り焼きと雑穀ごはん。
真ん中左、テトラパック入りのドレッシング。
奥左から、サーモンマリネ、ハムとポテトのサラダ、ハーゲンダッツのアイスクリーム、コンソメスープ。
アイスの上に乗っているのは、食後の飲み物のカップ。


飛行機は、ほぼ定刻通りに出発。
座席には一人ひとつづつモニターがついているが、あまりにも座席の奥行きが狭くてうんざりする。
しかしモニターのメニューは豊富で、映画や音楽の他、ゲームやテレビ番組の視聴もできる。今どのあたりを飛んでいて、気温はどれくらいでなどの情報も、もちろん確認できる。コントローラーが裏表で使用でき、クレジットカードの利用で機内電話が使えるようにもなっている。

私達の後ろの席は、4人連れの中年女性の客だったのだが、モニター機能を見てキャーキャー騒いでいる。この時点では、まだ旅が楽しみなのだと黙認できる状況だった。
しかし、ちょうど私の真後ろの席の人が、ヘッドフォンをしながら隣の人と話しているので、声が非常にでかくなっているが本人は気づかない。
あげくの果てに、音楽チャンネルの「なつかしのフォークソング」か何かを聞いてるのか、「なつかしー」とか言いながら大声で歌い出しはじめた。
周囲の客が、みんな彼女に注目しているのにも気づかない。耳栓をしてみたが、まったく効果をはっきしない。
「ここはカラオケボックスじゃないぞ!」と、たまりかねてCAを呼ぼうかと思ったときに、飲み物の配給になったので彼女の歌も収まってくれた。

この日の機内食は、チキンとあと何か二種類あったが、CAが提示しているメニューがはっきり見えず、無難にチキンにする。
ごはんはちょっとやわらかすぎだが、機内食としては美味しい方だと思った。
食後の飲み物は、ベトナムコーヒーを期待してコーヒーにしようかと思ったが、日本からの機内食は日本食が基本なので、あわせて暖かい日本茶を頼んだ。


飛行機からの街明り
飛行機から見た街灯り。左が日本のどこか(たぶん関東圏と思われる)、右がホーチミン近郊(ピンボケ)

飛行機はあまり上空を飛ばなかったのか、電子機器使用許可が下りても、日本のどこかの都市の灯りをはっきり見ることができた。
ここがどこだか確認はしなかったが、非常に広範囲にとても明るい灯りが広がっている。
去年の震災の後から、電気が足りないだのと言っているのが嘘のようだ。
食後、機内の明りが落とされたが、語学ゲームのロシア語などをやりながらずっと起きていた(ベトナム語は残念ながらなかったので)。
ホーチミンが近づいてくると、ちらちらと灯りの塊が見えてくるが、日本の比ではない。
日本は本当に明るすぎるのだと思った。

約6時間のフライトで、ホーチミンのタンソンニャット国際空港へ到着する。定刻に出発できたので到着時刻がちょっと早く、22時5分くらいだった。
途中揺れもなく、座席が狭いのと後ろの女性が騒いでいたほかは、快適な機内だった。



つづく

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