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◇ベトナム旅行記03 ~旅の注意~2012年04月21日 01時23分47秒

人民委員会庁舎とホーチミン銅像
人民委員会庁舎とホーチミン銅像

■ベトナム旅行の注意とわたしたちの対策
ベトナム旅行に際して、詐欺やひったくり、スリなどに十分注意喚起する文章を頻繁に目にした。

ベトナム旅行に関する注意喚起のサイト
ベトナム雑記帳「ベトナムでのちょっとした注意」
在ホーチミン日本国総領事館「ホーチミン市安全情報」
ベトナム観光口コミ情報「ベトナムゴー」

ベトナム旅行に関するサイトでは、カメラやスマートフォンなどの携行品には、十分注意が必要であると書かれていた。
カメラを首から提げていたものを、刃物で紐を切られて盗られることもしばしばとのこと。
カメラの注意事項として「人通りの少ないところで出すように」と書かれてあるものもあり、写真を撮りたいところはたいてい人のたくさんいるところではないのだろうかと、疑問を持ったりもした。
カバンもショルダーをたすきがけにしていた人が、バイクに引っ張られてそのままひきずられたという話もあり、少し脅かしすぎではないかと思った。

これまで行った中国圏やトルコなどでも、この手の注意喚起はたくさんあったが、常識的な行動を心がければ大丈夫といつも思っていたので、必要以上に気にすることもなかった。だが、刃物で切られたりバイクで引きずられるなどは初めて聞いたので、行く前はちょっとびびってしまった。

どこの国でも日本人はウルトラ・イージー・ターゲットであることにはかわりない。
特に狙われるのは女性とのことだが、体力のない中年女性である私は、かっこうのターゲットだろうと思った。

おしゃれな街並で綺麗な服を着て歩くのも一興だが、服装はできるだけ簡素なものに。
とにかくお金をあまり持っていなさそうな服装の方がいいと思った。
街歩きにはウエストポーチを採用。 財布やカメラなどは、常に身体につながった状態に。
靴はスニーカーで、帽子は大きめのもの。
まるで山歩きでもするような、街のおしゃれとは程遠いいでたちだが、旅先で被害に遭うよりはましである。

心配だったのは、スマートフォンだった。
メールなどは無視してもいいのだが、私はスマートフォンに翻訳アプリを入れて、それを買物に利用しようと思っていた。リアルタイムの地図としてgoogleマップも利用したかった。
しかし、現地の注意では「スマートフォンなど高価なものは、人前で見せないように」と書かれている。特にiPhoneなどの価格は日本よりも高額なので、ベトナムでは非常に高級品。特にひったくりの被害にあいやすいらしい。
そこで、スマートフォンにはカメラについていた手首にホールドできるストラップをつけ、人前で利用する場合でも手首からはずれないようにすることにした。
ふだんは、ウエストポーチの腹と接する外ポケットに入れるようにした。

ネットでは、「女性の海外一人旅でホーチミン」という旅行記も見かけるのだが、ベトナムに行きなれている人などは、やはり一様にベトナムでの注意喚起がなされている。
ここまで注意が必要なところに行って、楽しめるのだろうか…と、行く前のナーバスな気持ちに拍車がかかってしまった。

しかし、実際に接したホーチミンの人々は、シャイだけど明るくて親切だった。
だれかれかまわず話しかけるということはなかったが、目が合えば笑顔で応じてくれるし。道に迷って地図を見ていると、「どこに行くのか」と聞いてくれる人もしばしば。「しんかむおん(ありがとう)」とベトナム語で言うと、みんな嬉しそうに「Xin cam on」と返してくれる。

観光地では、マッサージなどの勧誘なども多かったし、店に入って値段を聞いて「買わない」と言うと、どんどん値段を下げてくるという不確かさはあるが、こちらがはっきりした態度で応じれば、必要以上に追いかけてくることはない。

結局は、旅先の油断がいけないのだと感じたのだった。
どこに行くのでもそうだが、日本人はどこでも日本のように安全だと思いがちだし、自分だけは危険な目にはあわないと、どこかで思っているとこるがあるように思う。
過剰に緊張する必要はないのだろうが、十分注意するにこしたことはないのだろうと、今回の旅では痛感したのだった。

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