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◇車の買い替えを検討する2007年04月01日 23時51分50秒

現在所有している車のディーラーから、12ヶ月点検の案内が届いた。うちの車も今年で11年になる。乗りつぶすか買い換えるかの選択がこの数年続いているが、未だに結論は出ていない。
今の車はマツダのデミオで、つくばにいる頃購入したが、購入後デミオがフルモデルチェンジしたときにディーラーのエンジニアの人が、「この頃のデミオはエンジンがいいので、長く乗れるいい車だよ」と太鼓判を押してくれたのだ。コンパクトながら荷物がたくさん載せられ、小回りがきいて運転しやすい。後の座席も足元が広く、天井が高いので車内も広く感じられるのが気に入っている。エンブレムも前のマツダの火の玉エンブレムなのもいいと、勝手に思い込んでいる。

今住んでいる町は狭い路地が多いので、でかい車には乗りたくない。高速を利用することも考えると、1500~1800ccクラスの車がこの町では一番乗りやすいと思うのだ。
それでも、輸入車に対するあこがれは大きく、高校生の時に地元のデパートで展示されていたMINIを見て悩殺されて以来、いつかはMINIにと思ってしまう。
ジャガーも実は、あこがれの車のひとつでもある。学生の頃、バイトしていたお店のマスターがジャガーに乗っていて、一度だけ助手席に乗せてもらったことがあった。狭い曲がり角の多い商店街を猛スピードで走り抜けたのだが、このときの何の衝撃も感じずにすべっている感じが未だに忘れられない。セドリックにもレクサスにも一度乗ったことがあるが、この時のジャガーの乗り心地は体感できなかった。高級輸入車とはこんなにも乗り心地が違うものなのだと感動したのだ。
高速を走っていると、100キロも出すとハンドルがぶれてくるうちのデミオは、かっこうのあおられ役となる。後からBMWやジャガー、ベンツなどが走っているのを横目で見て、ああいう車なら例えゆっくり走っていても変にあおられたりしないんだろうなと思ったりする。うちの旦那と次の車はなんにするという話をしたときに、「ジャガーの軽」がいいと言って呆れられた。ジャガーなら、たとえ軽でもあおられたりしないんじゃないかと思ったのだ。

国産車は利便性や燃費のよさなど、やはり日本のお国事情にマッチしていると思う。でも、どこのメーカーの車もみんな似たようなデザインで、あまり大きな差がないのが難点だったりすると思う。
その点外国車、特にヨーロッパの車は今でもそのデザインにこだわりが感じられ、利便性よりも性能とデザインを重視している点は選択肢からはずせない。昔のMINIは、車輪にストッパーをかませていないと坂道に停車できなかったくらい利便性が悪いのに、やはりあのデザインに悩殺されてしまう。
利便性をとるかデザインをとるかの相対した選択肢に悩まされてしまう。

来年車検ということもあり、それじゃあこの1年であちこちの車を試乗してみようという試みをすることにした。手始めに、輸入車大本命のMINIを試乗しにいった。BMWに変わってからのMINIはローバーの頃のキッチュなかわいらしさが減った気がしてあまり気がすすまないのだが、外も中もこだわり抜いたデザインはやはり注目してしまう。お店で出されたコーヒーカップもMINIのオリジナルのもので、あまりのかわいらしさにそのまま持って帰りたかった。
クーパーを試乗させてもらうと、思った以上に重い。ハンドルもブレーキもアクセルも重い。特に軽い坂道では、考えてるいるよりもだいぶ大めにアクセルを踏まないと前に進んでくれないのだ。ただ、重いだけあって安定性は大きく、80キロくらい出しても運転性にはまったく支障はない。うちのデミオは低速と高速ではエンジンの回転音が著しく変わり、運転している感じもかなり変わるのだが、そういうのもまったくない(もっとも最近のデミオは違いがないようだが)。

同じ店舗にシトロエンもあったので、C3というコンパクトモデルを試乗させてもらった。MINIを乗った直後だったからかもしれないが、こちらは逆にハンドルもブレーキもアクセルも非常に軽く、なんの抵抗も感じないくらいだった。抵抗がないといっても、遊びが多いとか踏み込みすぎるという感じはなく、ものすごくスムーズであるといった方がいいかもしれない。ディーラーの人が「シトロエンは“走る空飛ぶじゅうたん”と呼ばれているんですよ」と言っていたが、なるほどとちょっと納得。コンパクトなC3でこうだから、高級車のC6などはすごいんだろうなと思ったりした。
お店を後にしてデミオに乗ったとき、うちのデミオがMINIとC3の中間くらいかもと思ったくらいだった。
ただ、シトロエンのC3は内装が非常に簡素で、悪く言えばちゃちい感じ。オーディオも計器も車内燈のスイッチさえも全てが統一されたデザインだったMINIに比べて、C3は何も考えていないようにさえ思える。しかもバックのセンサーや自動ワイパーなどが標準完備されているのに、後座席の窓は昔ながらのハンドル手動式なのがユニークだったりする。
もともと英国車のMINIとフランス車のシトロエンで、運転したときの感覚になんとなくお国柄が出ているような気がして面白かった。

来週末には点検のためマツダに行くので、ベリーサを試乗させてもらう予定である。国産車・輸入車といろんな車に乗って、やっぱり買うのやめたということになるような気もしないでもないが、いろんな車が試せるのは楽しかったりする。

コメント

_ BT49 ― 2007年04月03日 21時42分41秒

おお、今度は車ですか!?

MINIは(パッと見あまり変わらない)モデルチェンジしたばかりなので、旧型が手頃な価格で入手できるかもしれませんね。中古になってしまいますが。

ベリーサはなかなかシブい選択だと思います。

このクラスで国産となると、トヨタならラクティス、ニッサンならノート、ミツビシはコルト・プラス、スズキはスイフトなんかがライバルでしょうか?

車を持つメリットはやはり荷物が積める事でしょうか?
こればっかりはバイクはかないませんから。

いいクルマと出会えるといいですね。

_ makura ― 2007年04月03日 22時08分34秒

デミオが今年の7月にフルモデルチェンジすることで、ベリーサは今のデミオと同じクラスになるらしい。今までは、デミオのちょっと高級バージョン的な中途半端な位置だったから、今回のチェンジで気持ち的にはなんとなくデミオ→デミオにする感覚なので、かなり抵抗あるのです。マツダは好きなメーカーだけど、車検ごとに買い換えるのでなければ、一生のうちにもてる車は数台なので、やっぱちがうメーカーのがいいかなあと思ったりしています。

車を買うまでは、買い物時もSR400にダンボールくくりつけてタンデムしてたくらいだから、よっぽど大きな荷物でない限りバイクでもいいのだけど、やはり車の利便性を知ってしまうと、わざわざバイクで買い物する気分にはなれないかも^^;
それに、バイクは天気に左右されるというのも大きいですね。気軽なつもりでも、カッパや上着などを持ち歩くと、やっぱり結構な荷物になってしまう。最近は駐輪場も気を使いますね。
あと、車のメリットはお化粧しておでかけできるというところでしょうか。バイクでばっちりメイクを決めても、ヘルメットとったときには化粧室にかけこまなければならないし、ヘルメットにファンデーションつくのもいやだしww

でも、天気の良い日にバイクはやはり気持ちいい。最近はまた寒くなってきているけど、早くバイクで気持ちよく走れる陽気になってくれればいいなあと思います。

_ kaeru ― 2007年04月04日 00時20分19秒

なんか楽しそうだな~。選び甲斐があるよね。北海道の冬道、子供増える、もうカワイイ車じゃなくなるんだよ~どうでもよくなってくるんだよ~。自転車はジャガーだけどね。

_ makura ― 2007年04月04日 02時28分13秒

北海道の冬の車の現状を考えると、冬だけ見ればどんな車でも一緒って気がしてならない^^; でも、kaeruさんとこは大所帯になるから、コンパクトカーってわけにはいかないですね。ここらではじゃまっけな大型普通車も北海道の道には似合うと思う。
だんなの妹はずっと外国車の中古を乗り継いでいるけど、冬はなかなか大変らしいです。北欧車ならいいのだろうけど、なかなか外国車で寒冷地仕様のってないらしいし。

平日の試乗はすいててなかなか楽しいです。でも、このへんは道も狭くてみんな乱暴な運転をするので、けっこう怖かったりするのも事実。久しぶりにマニュアル車を運転したときは、死ぬかと思いました。

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