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◇レシートのお返しです。2007年10月12日 00時58分38秒

最近買い物をしてレジでお金を支払うときに、ものすごく気になることが三つある。

一つは、お店でお金を払ってレシートを手渡されるとき、「レシートのお返しです」と言われることだ。
お店の店員の日本語がおかしいというのは別に今に始まったことでもなく、世の中ではそういった間違いを指摘するむきもあったりするのだが、その中でもこの「レシートのお返しです」という言葉は特に気にかかってしょうがないのだ。
お釣りがあるときは、客が多く支払った分店側が過剰分の返却をするのだから「○○円のお返しです」でもいいのだろうが、レシートは領収書なのだから店側が発行したものを客に手渡すものである。返してもらうものではないのだから、「お返しします」と言われても「返してもらう理由はまったくありません」と思ってしまうのだ。
レシートがお釣りとセットになっている場合は、「○○円のお釣りとレシートのお返しです」と言葉もセットになってしまうのは百歩譲るとしても、お金をぴったり支払ったときにも「レシートのお返しです」と言われると、ものすごい違和感を感じてしまう。ぴったり払ったのに、この上何を返そうというのか。

二つ目は、お釣りが小銭だけのときレジの人が過剰に客の手に触れないようにするせいか、客の手に小銭を放り投げるようにして置くことだ。別に遠くから投げてよこすわけでもないのだが、どうしてもこの所作が「客の手はきたないから触れたくない」と言われているような気がしてならないのだ。
これは逆に、お客の中には店員の手が触れるのを嫌う人がいるためなのか、年輩の店員の中でもこの動作をする人がものすごく多く、特にコンビニなどで顕著に見られる。別にレジの人の手に触れたいとかそんなこと思っているわけではなく、単純に「お金を投げてよこすって、それってどうなの?」という素朴な感覚が理由でしかない。

三つ目は、お釣りを返してくれるときに小銭を横にならべて、両端を指ではさんで返してくれることだ。これは一見きれいに見えるが、お釣りの金額を一瞬で確認できないので嫌なのだ。
これは二つ目の「お釣りを返すときお客の手に触れないようにする」ということとセットになっており、客がお釣りをもらうために差し出した手にまずレシートをのせて、その上に両端をつまんだお金をのせてくれる。この方法だとほとんどレジの人の手がお客の手に触れることはない。
二つ目と三つ目をセットでやられると、「そんなに人の手に触れたくなければ、レジなんて仕事やらなきゃいいじゃん」と思ってしまう。

スーパーマーケットなどでは最近はないが、コンビニなどではお金の授受をするため専用のトレイがある。ゴムでできていて、中がいぼいぼになっているやつだ(高級な店や銀行などでは皮製のや金属製のもあるようだが、コンビニなどで見るのは大抵ゴム製)。目の前にあるのに、活用されることが少ないのは何故なのか。お釣りだってきれいに横にならべて両端を指で押さえてくれるよりは、トレイに並べて見やすいようにしてくれればいいじゃないか。トレイにおいてくれれば、お互いに手が触れることだってないと思う。
小銭が多いと客がいちいちお金を拾って財布に入れる時間がロスになるとか思っているのだとしたら、お釣りの金額をお互いに確認できるというメリットの方が大きいと思うのだが。
ある店では、目の前にこのトレイがあるにも関わらず、差し出した手を無視してカウンターの上にどんと小銭をばらまいて返してくれたことがあるが、これもちょっとどうかと思ってしまった。そんなにこのトレイが嫌いなら、なんでお店にあるのか謎である。

近所にあるちょっと高級な雰囲気のパン屋さん(生地が固くて一個が小さくて高いので、めったにいかないが)では、気になるこの三つに注意を払っているせいか、お釣りを手渡すときにレジの若いかわいいおねーちゃんが「お釣りの○○円と、レシートでございます」と言って、左手で客の手を包み込むようにサポートして、右手でお金をしっかりと手のひらにのせてくれる。ここまでされると、逆に「えええ~いや~そこまでしてくれなくても…」と思ってしまう(客がおじさんの場合は嬉しいかもしれない)。

気になりだすと止まらないので、なるべくレジでは考えないようにしてはいるが、やっぱり気になってしょうがない。

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