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◇2010年元旦2010年01月03日 00時50分27秒

2010年初日の出

今年の元旦は、早起きをして初日の出を見ることから始まった。
年末から良い天気が続き、元旦も穏やかな天気だ。
この日の日の出時刻は6時50分頃。
45分に起床し、マンションの東側の階段に出て6階まで上ると、高台の坂の途中にあるのでさえぎるものが少なく、とても良い景色である。
マンションの住人は誰もそこにいないので、この景色を知っている人は少ないのかもしれない。
初日の出を見るために特別な場所に行くのもいいが、自分の住んでいる場所から見るのもまたオツなものだと思うのだった。
その日は6時半ころに月食の終わりが見えたらしいが、このことは後で知ったので見ることができなかった。

その日はせっかく早起きをしたので、そのまま富士山が見える場所まで移動する。
空気が澄んでいるので富士山は見えるが、手前の建物が邪魔してしまう。

霜柱

その日の朝はひどく寒かったようで、他所様の庭や車のフロントガラスに霜がおりていた。霜を見るのは今シーズン初めてなので、なんだかとても懐かしい気分になる。
霜柱も見つけて、得した気分である。
子供の頃は、霜柱を見つけて得意になって踏み潰したりした。
古くからこのあたりに住んでいる人は、昔は水道管が破裂したと言うが、今のこの暖かさしか知らないと、北海道の身の切れるような寒さとどうしても比較してしまうので、にわかには信じがたい。
それでも、冬のシーズンに霜とか雪とかを見ないと、やはり冬を体感した感じに欠けるので、こういう発見はとてもうれしい。

近所の神社に移動し、初詣も済ませてしまう。
大きな神社ではないが、お正月は近所の人たちが初詣をする神社である。
近くの家の庭にはいつも早咲の桜が咲いているのだが、今年はまだ咲いていなかった。
いつもは坂の上から直接境内に入るのだが、今年は坂の下の参道にまわって参拝する。犬の散歩をする人などがいただけで、まだ人の気配はない。
毎年来るのは元日の昼過ぎで、そのときはお札や破魔矢などを売っているが、さすがにまだそういうものも出ていなかった。

初詣をすませて帰宅し、おせち料理を食べ、年賀状をチェックする。
今年のおせちは和洋おせち。
おせちを自分で作った時期もあったが、数年で挫折した。
いろいろそろえようと思うと、結局高くつくことがわかったからだ。
とりあえず「とても食べたいもの」だけは自分で用意し、おせちは注文のものである。
最近は少人数用の量の少ないものも多いので、選べてよくなった。

毎年自分で作るかずのこは、塩抜きの時間をきちっととれたので、いつも以上に成功。
だしを取った昆布とするめとにんじんだけの松前漬けと、旦那が作った酢蓮もいい感じ。
おなかいっぱいになるので、お雑煮は晩にいただいた。

年賀状はいつもの年より少なめ。だんだん年賀状の数が少なくなる。
メールですませてしまう人もいるのだが、学生時代の友人は一人また一人と数が減っていくのだ。
来た人に出すという人もいるので、できるだけこちらから出さずにすますことのないようにはしている。
故郷を離れて暮らしていると、たとえ数十年会っていなくても、なかなか同窓会などに顔を出せないぶん、年賀状くらいは…と思ってしまう。
年賀状を見ていると、子供の写真というのも年々減っている。
子供がだんだんと大きくなるのと、自分たちも年取ってくるので、無難な干支などが多くなる。
それと、印刷屋の年賀状も圧倒的に少ない。

元日は朝早かったので、昼前にまた寝る。
夕方に目覚めて、旦那が「富士山を見に行こう」というので、街中の富士山が見えるポイントに行ってみる。
元日の日の入りは、16時40分頃。
最初のポイントでは日暮れにはまだちょっと時間が早く、偶然みつけた次のポイントのときにちょうど日の入りで、西の空が赤く染まって美しい富士山を拝むことができた。

今年は初日の出と赤富士の両方を拝むことができて、気持ちのいい元旦だった。

初富士



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