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◇waiwai2006年06月03日 05時26分57秒

上京して最初に生活したのは、JR総武線の下総中山だった。
駅前に鬼子母神信仰の総本山があり、東京へのアクセスがいい場所とはいっても、1986年当時はものすごく田舎感にあふれた町だった。

駅前の商店街を抜けて10分ほど歩いたところに、店の前に植物がうっそうと生い茂り、一見そこが何の建物なのかわからない飲み屋があった。
近くにはデザインの専門学校の学生寮などがあったが、私がそこに住んでいた当時は、そこの学生をその店で見かけることは稀で、近所の人や地元の出身者が足を運ぶ店だった。
客の職業はまちまちで、カメラマン、美容師、ミュージシャンの卵、ディスコの黒服、土方の人など、おおよそ共通点などないような人たちだったが、常連客はみなマスターの人柄にほれて集っているようだった。

ここの目玉は、マスターの作る焼きそばだ。
直径20cmはある木の皿に大盛りに作ってくれる。
この焼きそばを食べたら、お腹いっぱいで酒など飲めなくなるのではないかといつも思った。

ネットで調べたら、2002年にはまだ健在だった様子だが、今でもあるのかは不明。

コメント

_ yami ― 2007年09月26日 22時11分36秒

こんにちは。
その店は今も健在で、マスターも元気いっぱい、しかも近々結婚するそうです。

若いスタッフが入ったせいか、客層もここ数年で少し若くなった気がします。

焼きそばは知りませんでしたが、今でも各種大皿料理は健在です。

_ makura ― 2007年09月27日 02時18分12秒

yamiさん、情報ありがとうございます。
waiwai、未だに健在の朗報嬉しいです。
それより、マスターが結婚ってのも超びっくりです~。
花の独身貴族でずっといくのかと思っていたのに^^;

私がお店に行っていたのはもう20年ほど前のことで、下総中山自体18年ほど行っていないので、お店の雰囲気なんかもあのままなのかなあ…なんて、今でもたまに思い出します。
そのうち機会を作って、下総中山に行ってみようかな。

_ CrowGoki ― 2012年07月07日 17時00分38秒

ついに今年(2012年)いっぱいでお店を閉める(辞める)そうです。
震災の炊き出しとかに何度も出向いて、あのマスターも世の無情さ(?)に呆然となったのがキッカケだとか…。
(私もたま〜〜に気まぐれで深夜に立ち寄るくらいですが、足掛け30年近いお付き合いです(^_^;))

_ makura ― 2012年07月08日 22時26分41秒

CrowGokiさん、情報とコメントありがとうございます。

waiwai、遂に閉店ですか。
店の前の道がgoogleビューで確認できるので、たまに商店街から橋をわたって、お店に行くような雰囲気を味わったりするのですが、とうとうお店もなくなってしまうのですね。なんか寂しいです。

しかし、マスターが世の無情さに呆然となるというのは、ずいぶんと厳しい思いをされたのでしょうね。なんか常識とは無縁なところにいるような風情なのに、けっこうな常識人だったのを思い出します。

足掛け30年の常連さんということで、お店がなくなってしまうのは寂しいですね。
マスターに「おつかれさまでした」と、何かのついでにお伝え下さい。

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