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◇計画停電開始2011年03月15日 23時16分52秒

11日の地震で、被災地への電力供給のため、被害が軽かった地域では計画停電が行われた。
最初の予定から二転三転して、一部地域では14日から、私たちの地域では15日から一日一回から二回、三時間ほど停電する。

1グループの私たちの地域では、15日の午後3時50分から午後7時の間の3時間ほど停電するということだったが、実際に停電になったのは4時3分。

停電前に、その間使う分程度の水を鍋に溜め、懐中電灯などを用意しておいた。
ガスは乾電池で着火するタイプなので、停電中でもお茶くらいなら沸かして飲むことができる。
電気ストーブを利用している我が家では、暖房がなくなるので、停電がおきたときは、布団に入って本を読んでいた。
外はまだ明るく、本を読むくらいの明かりは窓から入ってくる。

4時30分頃旦那が帰宅し、ラジオをつけていろいろと話したりして過ごした。
暗くなってから外に出てみると、外は住宅も街頭も灯りがなく、道路を走る車のヘッドライトだけがまぶしく、せわしなく通り過ぎていく。
なんだか、夜汽車の窓から見た、遠い町の暗い景色のような感じ。

災害が直接原因の停電ではなく、停電から開放されることが判っているので、それほど不安ではない。
これが災害による停電だったら、こんな準備もできていないだろうし、もっと不安なのだろうと思う。
ただ、これが今後毎日のように続くことを考えると、ちょっと心が重い。
旦那が、「昔しょっちゅう停電があったとき、なにして過ごしていたんだっけ」と言うので考えてみたが、夜に停電になったという記憶があまりなく、私も思い出せなかった。

自治体の広報車が、「停電時間中は水が濁るので、水道使用も控えてください」と拡声器で回っていた。
現在では水道の蛇口からお湯が出るのは“普通”のことだが、給湯器も電気で動いているので使えない。
私たちの生活の中には、見えないところでも電気に頼る部分がたくさんあることを思い知る。
でも、少しくらいの不自由なら、便利さにどっぷりつかった生活を、見直すきっかけになるのかもしれないと、思ったりもした。

この計画停電、停電になる時間帯も、エリアごとにグループわけされた地域ごとに毎日変更されるらしい。
停電になる時間帯によっては、食事時期などはやはり困るし、企業などでは停電の間は仕事にならない。
だから時間帯を毎日変更するのだろうけど、商店などは時間が毎日変わると商売しづらいというのもあるようだ。
個人的には、午前中の方がいいなあと思ったりするが、午前中だと一日に二回停電になるようだ。

ところで、この計画停電グループ分けの資料やその他の資料は、東京電力ホームページで公開されている。
Yahooなどでも案内があるのだが、携帯からでも東京電力のPC用のホームページにリンクされていて、携帯からはわからないのだ。
PDFが見られない人のためにエクセルのデータも公開されているが、いずれにしても“普通”の携帯では閲覧できない。
東京電力は大変だろうが、もうちょっと情報公開に気を使ってほしいと思ったりする。

今回の最初の停電で、自分の住んでいるエリアはわかっただろうから、今後に発生する停電時間をもっとわかりやすい形で公開してほしい。できれば、24時間の電話案内とか、回覧板とか、さまざまな方法で発信してほしい。
生活にかかわるものだから、周知は徹底的に行ってほしいと思う。

ちなみに、明日の予定は

第4グループ 6:20~10:00
第5グループ 9:20~13:00
第1グループ 12:20~16:00
第4グループ 13:50~17:30
第2グループ 15:20~19:00
第5グループ 16:50~20:30
第3グループ 18:20~22:00

らしい(3月15日23時現在)。



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